レモンの力
酸っぱいレモンには
ビタミンCがすごい
レモンのビタミンCは柑橘類でダントツのトップです。
ビタミンCが多いイメージのグレープフルーツや、酸味の強いシークワーサーよりも多いのです。
果物類の中で最もビタミンCが多い食品は、アセロラですが、国内で生のアセロラを食べるのは、なかなか難しことです。
ビタミンCにはメラニン色素を減らす効能や抗酸化作用があり、肌のシミやソバカスを防ぐ美白や美肌効果があります。免疫力を高める効能やストレス対策にも役立ちます。
疲労回復
レモンのクエン酸含有量は果物類でトップとなりますが、全食品の中でもトップを誇る含有量だそうです。
レモンの効能に疲労回復があると言われるのは、クエン酸がエネルギーを生成するからです。クエン酸はTCAサイクル(クエン酸回路)と呼ばれる、体内でエネルギーを生産をする働きを活発にして、脂肪や乳酸を分解しエネルギーを生み出します。
運動などカラダを動かし続けていると、TCAサイクルの働きが低下してきます。疲れた時に酸っぱいものが食べたくなったときは、自然とカラダがクエン酸を欲しがっている状態です。
リラックス効果
レモンの精油成分(香り成分)にはリモネンやシトラールが注目されています。
特にリモネンの香りを嗅ぐと脳内でα波がでることから、リラックスをさせてくれる効能があります。一方、気分をスッキリさせたりリフレッシュさせる効果や効能もあるため、ストレスの解消にも優れています。
精油成分は特に皮に多く存在します。リモネンの効能を得るためにも皮は捨てずに利用するといいそうです。
市販の精油にも同様の効果があります。精油をアロマポットやハンカチにつけるなど上手に利用してみてはどうでしょう。
生活習慣病の予防
レモンの果皮には、ポリフェノールのヘスペリジン、エリオシトリンなどの抗酸化作用をもつ成分が豊富です。
ヘスペリジン、エリオシトリンはビタミンPとも呼ばれる成分です。
これらの効能には血管を丈夫にしてコレステロールや血圧の上昇を防ぎ、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病を予防します。
この他の効能や効果には、腸内で脂肪の吸収を抑える働きもあるため、ダイエットや肥満予防が期待されています。
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