正月太りの原因?!「餅」を食べると太るのか?
太りやすいお正月!「お餅」の食べ方には注意です!!
一年で一番太りやすい正月がやってくる!!
もういくつ寝るとお正月ですね。年末は慌ただしかったですが、お正月はゆっくりしたいところ。でもこの時期は一年で一番太りやすいと言われ、正月太りを心配されている方も多いと思います。ついつい食べすぎてしまう上に、普段より体も頭も動かさない。いつもより食べ物が身近にあることもあって、三が日が終わった頃には一気に体重が増えてしまうという経験がある人も少なくないことでしょう。
そんな正月太りの一因とされるのが「お餅」ではないでしょうか?でも、実は「餅」は低カロリーな食材なんですよ。
「餅」を食べても、意外と太らない?!
正月といえば、やはり「お雑煮」!!「お餅」は正月には欠かせない食材ですよね。でも、太りやすい食材と思っている方も多いと思います。ですが、「お餅」は実際は低カロリーな食材なんです。食べ過ぎさえ気をつければそれほど心配する必要ないんです。
餅100gあたりのカロリーは234kcalで、食パン(100gで264kcal)や白米(168kcal)と比べると、1食あたり、白米1膳(140g)が235kcal、パン1枚(67g)が177kcal、餅1個(50g)が116kcalなので、他の食品と比べてもそれほどカロリーが高いとは言えないんです。
また「餅」はパワーフードとも呼ばれていて、米に含まれているでんぷんの中でも、餅に多く含まれているアミロペクチンという成分が、消化吸収がよいデンプンのため、分解するのに時間がかかり、腹持ちがよくなり、少量で満腹感が得られるんです。そのため、適量を食べれば、間食が防げるというメリットもあります。
太るのは「餅」の食べ方!!
低カロリーとはいえ、「餅」は食べ方によっては太りやすくなってしまいます。これは糖質が多いためで、「餅」は血糖値が上がりやすい食材なんです。血糖値が上がると肥満や生活習慣病の原因にもなってしまうので、「餅」だけを食べるのは避けましょう。また、「餅」の糖質に加えて糖分がプラスされる汁粉は、ダイエット中には絶対に避けたいメニューです。
太りにくい「餅」の食べ方としては、「食べ合わせ」や「食べる順番」がポイントになります。「食べ合わせ」としては、糖質により血糖値の上昇を防ぐために、タンパク質や食物繊維、脂質を一緒に摂るのがおすすめです。納豆や大根おろしを絡めて食べるのはダイエットに最適で、納豆には糖質の代謝を助けるビタミンB群、大根おろしにも炭水化物の消化を助ける酵素や食物繊維、ビタミンが含まれているので、ダイエット中はぜひとりたい食材です。また、ミネラルやビタミンが豊富に含まれている海苔は、餅との相性がよい食材で、低カロリーであることはもちろん、糖質の吸収をゆるやかにする食物繊維が含まれています。この他、豚汁や雑煮もスープや野菜と一緒に食べられるので、満足感も上がります。
「食べる順番」としては、血糖値が上がる糖質たっぷりの「餅」を先に食べることは、太りやすさにもつながるので、食物繊維やタンパク質などを含んだ食品を先に食べておけば、糖質の吸収がゆるやかになり、太りにくくなります。
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