野菜と一言でいっても、多くの種類があります。
色にも違いがありますよね。
その色によって、体に与える効果も変わります。

以前は赤色の野菜にスポットを当てましたが、今回は緑色の野菜にスポットをあてました。

緑色の野菜の効果

緑の野菜に含まれているのが色素成分のカロテノイドで、β1カロテンも豊富に含むのが特徴です。
緑の野菜とは、ほうれん草、ブロッコリー、ピーマン、アスパラガス、モロヘイヤ、春菊、枝豆などで、いずれもカロテンやビタミンC・E、葉酸、カリウムなどが含まれていますが、カロテンは抗酸化力が高く、加えてビタミンC・Eにも豊富に含まれているため、効果がさらにパワーアップします。

結果、活性酸素が除去しやすくなり、血中ではLDLコレステロールの酸化が抑えられ、動脈硬化や心臓病を予防できます。カロテノイドの吸収を高めるには、油と一緒にとると良いので、緑の野菜を油妙めで食すと良いのです。
ただし、ビタミンCは熱に弱いので加熱時間は短くしましょう。

代表的な緑の野菜

・ほうれん草
鉄分が多いだけではなく、造血作用のある葉酸も多く含み、鉄の吸収をよくするビタミンCも豊富に含まれています。

・ピーマン
ビタミンCが多く含まれ、さらにビタミンCの吸収を助けるビタミンPも含んでいるので、毛細血管を丈夫にします。緑ピーマンの色素成分のクロロフィルは抗酸化作用があるので、ガンを防ぎコレステロール値を下げる働きがあります。

・ブロッコリー
栄養満点の野菜です。ビタミンC、ミネラルの他、カリウム、カルシウムの含有量も多く、食物繊維も多いので健康を維持するにはもってこいの野菜です。インスリン分泌も高め、血糖をコントロールするクロムを含むので、糖尿病の人のための献立にもよく登場します。

・アスパラガス
疲労回復、体力増強に効果があるアスパラギン酸を豊富に含み、ビタミンC、B群、E、カリウム、カルシウム、亜鉛、鉄、葉酸などが含まれています。ホワイトアスパラガスよりグリーンアスパラガスのほうがより栄養価が高いでしょう。

毎日の食卓に!

緑の野菜はカロテン、ビタミン、ミネラルの宝庫です。
毎食食卓に並べて健康をサポートしましょう!

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