風邪とは

一般的に風邪とは、ウイルスや細菌が上気道に感染した状態の総称だそうです。正式名称を「風邪症候群」と言い、その原因の8割以上がウイルスであると考えられています。
何度も繰り返し風邪をひくことがあるのは、風邪を引き起こすウイルスの数が200種類以上存在しているためです。同じウイルスにも型がいくつもあるため、免疫ができてもまた新しい型のウイルスに感染してしまうことがあります。
風邪をひくと現れるさまざまな症状は、免疫の働きによるものです。つまり、風邪をひいたことで症状が現れているのではなく、防御反応としての症状であるそうです。

風邪をひく原因

風邪をひく原因として考えられるのは「免疫力の低下」です。免疫力が低下しているときはウイルスに感染しやすくなります。免疫力が低下する原因は、睡眠不足やストレス・食生活の乱れなどです。仕事や育児で睡眠が足りていない状態が続いたときなどは、特に注意が必要です。

風邪をひきやすい人の特徴

風邪をひきやすい人とそうでない人がいると思います。その違いは、主に免疫力です。下に書いたような人は免疫力が低下しやすいため、注意が必要です。

・体が冷えている
・ストレスをためやすい
・食生活が偏っている
・砂糖を過剰摂取している
・喫煙や飲酒の習慣がある
・運動不足
・慢性的な疲労を抱えている

予防

低温と乾燥を避けるために、室内では暖房を適度に使い、加湿器で空気が乾きすぎないようにするといいそうです。加湿器がないときは、お湯を張った湯船の蒸気で室内が乾燥しすぎないようにすると良いです。
「風邪をひいたら湯船に入ってはダメ」といわれることがありますが、入浴は血行を良くして免疫力を高めてくれるそうです。ただしお湯が熱すぎると湯冷めしやすいので、風邪気味のときはややぬるめのお湯(38~40℃)でじっくり温まり、お風呂から出たら保温して湯冷めしないように気をつけたほうが良いです。
手についたウイルスが体内に入らないように、外出先から戻ったら手洗いを入念にします。
うがいはのどについたウイルスを洗い流す効果がありますが、付着して15分ほどでウイルスは体内に侵入するので、早め早めが良いそうです。
マスクはウイルスの侵入を防ぐと同時に、のどと鼻の粘膜を加温・加湿して抵抗力を高めてくれます。マスクは顔の形にフィットするものを使い、ウイルスが侵入しにくい不織布タイプがオススメです。

風邪を引いてしまうと大変ですよね。辛いし。
そうなる前から、予防して元気に過ごしたいですね。

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