ほやとは?

ほやとは、主に東北から北海道にかけて生息している海産物です。
その見た目「海のパイナップル」とも呼ばれている珍味です。
生で食べるのはもちろん、乾燥加工しても食べることができ、東北新幹線に乗ると、車内販売でも売っている名物でもあります。
そんなほやですが、とっても凄い栄養効果あったのです。

ほやの効果

①生活習慣病の予防、肝機能を高める効能
ほやには、タウリンが含まれている点に注目しましょう。
タウリンには、肝機能を高める作用があります。また血圧を正常に保つ効能があり、高血圧の予防に効果があります。
さらに、タウリンには血液中の悪玉コレステロールを下げる効能もあるため、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも効果があります。

②貧血の予防や肩こり、腰痛の改善に効果
ほやには、水溶性ビタミンの一種であるビタミンB12が多く含まれています。
ビタミンB12は、赤血球の形成に関わるため、貧血予防の効能があります。
また、神経の修復に欠かせない栄養で、肩こりや腰痛の改善効果が見られます。
ビタミンB12は野菜や果物にはほとんど含まれていないビタミンなので、ほやなどの海産物から積極的に摂取したい栄養素です

③皮膚の新陳代謝を促進、味覚を正常に保つ効能
ほやには、亜鉛も多く含まれています。
亜鉛は、体内でさまざまな働きをする酵素の組成に欠かせないミネラルで、傷の修復など皮膚の新陳代謝に深く関わっています。
亜鉛は、舌にある味覚をつかさどる味蕾(みらい)を作る働きがあり、味覚を正常に保つ効能があります。
さらに、亜鉛はホルモンの生成や分泌にも不可欠で、生殖機能を正常に保つ効果もあります。

④貧血予防をはじめ、疲労回復や美肌効果も
ミネラルが豊富なほやは、鉄分も含んでいます。
鉄は、酸素を全身に運ぶ役割を担う赤血球の成分となるため、貧血の予防や改善に効果があります。
鉄不足により酸素が不足すると慢性的に疲れやすくなるため、疲労回復にも有効です。
また、鉄分は、タンパク質やビタミンCと合わせてコラーゲンの生成に必要な栄養素のため、美肌づくりにも一役買ってくれます。

⑤高い抗酸化作用、生活習慣病の予防効能
ほやには、脂溶性ビタミンのビタミンEも含まれています。
ビタミンEは、体内の酸化を防ぐ抗酸化作用が高く、血管の老化やガンを予防する効果が期待できます。
また、悪玉コレステロールの酸化を防いで、生活習慣病を予防します。

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