ベイスターズ、優勝への道 vol.56 〜CSファーストステージ!阪神戦〜
出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000012-sph-base.view-000
1つ1つの勝ち星がベイスターズの優勝につながることを信じて
10/14 vs 阪神 CSファースト第1回戦(甲子園)
CSファーストステージは2勝した方が勝ち上がりという超短期決戦。もちろんその初戦を取るのは大事なことでした。実際、CSのファーストステージで初戦敗退から逆転突破したチームは2チームしかないとのこと。そんな初戦、阪神の前に痛恨の完封負けとなりました。
横浜の先発は井納翔一。決して悪い投球ではありませんでした。悔やまれるのは唯一の失点となった阪神・福留のツーラン、これだけではないでしょうか。6回2失点、、、決して悪い内容ではなく、粘投しただけ無念です。
しかし、ベイスターズは頼みの打線が先発のメッセンジャーから、マテオ、桑原 謙太朗、ドリスの前に沈黙。打点王のロペス、首位打者の宮崎は無安打など散発の4安打。得点圏に走者が進んだのは八回だけ、、、これでは勝てませんね。
10/15 vs 阪神 CSファースト第2回戦(甲子園)
こんな泥仕合見たことありませんでした。普通だったら完全に中止になるレベルです。しかし日程の都合上で強硬開催されたこの試合は、序盤から互いに主導権を奪い合うシーソーゲームに!そして、これをベイスターズが制しました!!
絶対に負けられない横浜の先発は今永昇太。今季、甲子園で3戦3勝、防御率0.48も好成績を残していましたが、やはりCSの緊張感なのでしょうか、やはり悪条件のマウンドのせいだったのでしょうか、2回に2失点。ベイスターズは3回表にロペスの2点タイムリーで追いつくも、その裏には大山にソロ本塁打を浴び、3回3失点で降板となりました。
1点ビハインドで迎えた5回表、横浜は桑原将志、梶谷隆幸が1・3塁のチャンスを作ると、ロペスの犠牲フライでまずは同点!続く筒香嘉智がさらにチャンスを広げると、宮崎敏郎のタイムリーが飛び出し、このシリーズで初めて、ベイスターズがリードを奪う展開になりました。しかし、阪神も直後の5回裏にスクイズを決め、試合は振り出しに、、、
そして同点で迎えた7回、ついにベイスターズの打線が爆発します!!梶谷、ロペスのヒットで無死1・3塁とすると、筒香が気迫のタイムリーヒット!これで勝ち越すと、1死後、代打にたったのは乙坂智。
ここで乙坂がレフトポール直撃の3ランホームラン!!これは意外でしたね。正直、入るとは思いませんでした。その後も倉本寿彦のタイムリー、桑原の犠牲フライで2点を追加し、この回で一気に10-4と阪神を突き放しました。
その裏、阪神に2点を返されるも、9回には倉本、梶谷、筒香のタイムリーで追加点を挙げ、最後は守護神の山崎康晃が締めました!!
悪天候の中、いつ中止になるのかと思っていました。とても野球の出来るコンディションではありませんでしたが、こんな面白い試合は見たことがなかったかもそれません。終わってみれば、21安打13得点の猛攻でベイスターズがCSファイナル進出へ逆王手をかけました!!
10/17 vs 阪神 CSファースト第3回戦(甲子園)
前日の16日が雨天順延となり、17日に行われた第3戦。勝った方がファイナル進出となるこの試合を制したのは、我らがベイスターズ!!
試合は1回の表にベイスターズの打線が阪神先発の能見に襲い掛かりました!1番・桑原と2番・梶谷が無死1・3塁のチャンスを作ると、ロペスが幸先よく先制タイムリー!さらにチャンスを広げる1死満塁とすると、嶺井博希が2点タイムリー!!能見を0回1/3でマウンドから引きづり落としました!
さたに4回には、先頭の倉本がツーベースで出塁すると、桑原はきっちり送りバントを決めて1死3塁のチャンスを作り、続く梶谷がタイムリーと理想的な点の取り方。さらにロペスがバックスクリーン左への2ランホームランを放つなど、この回にも3点をあげ、6-0と阪神を大きく引き離しました!!ロペスは第二戦につづき、この日も3安打3打点と最多安打王に打点王らしさをみせてくれましたね!!
投げては横浜先発のウィーランドが7回1失点の好投!!3回以外は毎回走者を許しましたが、シーズン中の阪神戦は2戦2勝と好相性の頼れる助っ人が、この日も六回まで三塁を踏ませない素晴らしいピッチングを見せてくれました!!
そして8回はパットン、9回は守護神の山崎康晃という2枚看板がしっかり押さえてくれました。山崎康晃にいたっては、この大一番の大事な場面で、自身最速の153キロを記録するなどキレキレでしたね!!
ベイスターズが2年連続ファイナル進出!!
そしてこの勝利により、ベイスターズが2年連続でCSファイナルステージ進出を決めました。
前日、パ・リーグでは3位の楽天が2位の西武を降してファイナル進出を決めていましたが、レギュラーシーズン3位からCSファーストステージを突破したチームはベイスターズで14チーム目となり、セパ両リーグとも3位からの“下克上”で突破したのは、2008年の中日と日本ハム、10年の巨人とロッテ、13年の広島とロッテ以来、4年ぶり4度目。
そして、2年続けて3位でファーストステージを突破するのはベイスターズが初!!ちなみに3位からファイナルステージ進出を果たしたこれまでの12チームのうちファイナルを突破したのは2010年のロッテだけ。ベイスターズも行くぞ!!
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地元横浜のスポーツチームをこよなく愛しています。
マリノスもベイスターズもビーコルも、頑張れ~
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タイガース 2-0 ベイスターズ
勝:メッセンジャー(1勝0敗0S)
S:ドリス(0勝0敗1S)
敗:井納翔一(0勝1敗0S)
本塁打
阪神 福留孝介 1号