10月になってから気温のアップダウンが続いています。先日なんかは10月だというのに真夏日を記録した地域もあるようで、ニュースで流れる映像に合わせて熱中症の予防を訴えていたのは驚きです。かと思えば、一気に気温が下がり、今日(10月13日)なんかは、昨日に比べて-15度も気温が下がり11月下旬の陽気となっているので、体調を崩す人も多く、今週末の内科の休日担当院なんかは行列もできるほど賑わってしまうのではないかと思っています。カラダが気温の変化について行けずに参っちゃいますよね。ん?気温の変化について行けずに参っちゃう?何故?
軽く調べてみました。

急激な温度変化に注意

一般的に温度差が5度以上の場所を行き来しているという行動は危険とされているようです。危険とされる理由としては、簡単に一言で言うと脳がついて行けてないと言うことらしいですが、もっと細かく言うと自律神経系の乱れという事らしいです。自律神経系が乱れるとは、日中や活動時に働く交感神経と、リラックス時や睡眠時に働く副交感神経バランスがうまく調整ができていないと言うことのようです。
急激な温度変化により、無理やり発汗させて体温を下げようとしたり、その逆に無理やり体温を急激にあげようとすることにより、この2つの神経が乱れ、よく聞く自律神経失調症というものになってしまうようです。

自律神経失調症

自律神経失調症の主な症状とは、頭痛や肌荒れ、めまいや倦怠感、急激な眠気や吐き気、腹痛などを引き起こすなどが現れてしまうようです。また気分がスッキリしないことにより、内面的な部分にも支障が生じてしまい、情緒不安定になったり、ヤル気がなくなったりといった、この症状が悪化すると自分のカラダを自ら痛めつけたり、酷い場合は自殺にも発展してしまう恐れもあるほど。

自律神経失調症と感じた人は

これはもしかしたら自律神経失調症なのかも?と疑いのある人は、まずは規則正しい生活リズムを手に入れることが1番の予防のようです。
睡眠時間を増やすと言うのが最も有効的なようで、睡眠を取れば免疫力もアップしますし、何しろ疲れが取れます。また38度くらいのお湯にゆったりと浸かるというのも有効的なようで、血行をよくし血液を循環させることによっても免疫力も上がりますので良いとのこと。
生活リズムが不規則な人ほど自律神経失調症になりやすいとのことなので、まずは体内時計を整え、3食しっかり摂ることもおススメのようです。そしてリラックスタイムを設けて、さらには運動も欠かさずやるというのも効果的なようです。
まあ、このような生活をおくりたいのはやまやまですが、現代人にとってこの生活リズムを作るのが1番難しいところですよね。ある意味、「このリズムを作れない病」ですね。

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