体調不良が続く場合はもしかして自律神経の乱れかも。その原因とは
全身に張りめぐらされた自律神経をコントロールしている中枢は、脳の間脳という場所にある視床下部にあります。
自律神経とは
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つを合せた呼び方のことです。
交感神経は、体が緊張したりする時に高ぶります。逆に副交感神経はリラックスした状態に優位になります。
日中仕事でお忙しい方、残業続きでなかなかお休みが取れない方は要注意です。
あまり知られていませんが、自律神経の乱れが起きやすいのは主に女性と言われてます。
それは、女性ホルモンが関係しています。特に40代後半の女性の方は更年期に入りますので心身のバランスがとても大事になってきます。
もしかして「更年期障害」「過敏性腸症候群」かも
自律神経失調症ではないが、自律神経の乱れがさまざまな症状をもたらす病気は少なくないです。激しいめまいや耳鳴りが起きるメニエール病、突然息苦しくなる過換気症候群、女性ホルモンの変調がきっかけで起こる更年期障害、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群などです。
例えば、女性の更年期では卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が少しずつ減少。視床下部は、もっと分泌せよという信号を出し続けるが、卵巣はそれにうまく対応できないみたいです。そのうち、視床下部自体の機能がバランスを失って、自律神経系の働きにも影響を与え、さまざまな自律神経失調症状が表れます。
また、過敏性腸症候群の症状も自律神経の乱れが原因です。胃や腸などの消化管は、主に副交感神経によって活発に活動するが、ストレスによって過度の緊張信号が続くと、視床下部の働きに狂いが生じ、自律神経系が正常に働かなくなります。
これらの、自律神経が関与した病気の症状改善の治療には、自律神経失調症と同様のアプローチが行われます。また、自律神経のバランスを整えるような生活習慣を心がけることも症状の緩和に重要です。
自律神経を整える食べ物
●食物繊維が多い食べ物
野菜や、茸類、海藻類は食物繊維が豊富です。
これらは、腸の中をゆっくり進み、副交感神経が優位になります。
●酸っぱい物や辛い食べ物
お酢、レモン、唐辛子、わさび、しそ、梅干しなどの酸っぱい食べ物は
副交感神経を優位にします。食べすぎは逆効果ですので、控えめにしましょう。
●発酵食品
味噌、納豆、漬物、ヨーグルト、乳酸菌などの発酵食品は自律神経を整える働きがあり、
また腸内環境も整えてくれるので免疫力アップに繋がると言われています。
●水分
水分を摂ることは、消化器系を刺激するので自律神経を整えるために効果的な方法です。
常温や温かめのものを選び、身体を冷やさないようにしましょう。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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