ほうれん草の力
ポパイのほうれん草には
皮膚や髪に効果的
β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変わる栄養。また、ほうれん草に含まれるビタミンAはキャベツの約87.5倍にもなります。
ほうれん草に含まれるβ-カロテンやビタミンAは、しそや人参には劣りますが、野菜平均を大きく上回る含有量です。小松菜やチンゲン菜といった普段からほうれん草と比較されやすい野菜と比べても、β-カロテンとビタミンAが豊富です。
ビタミンAは皮膚や粘膜、髪を健康に保ったり、視力を維持したりする効能があります。また、ほうれん草には美肌に必要なビタミンCやEも含むため、肌をきれいに保つ効能が期待されています。
貧血 冷え性対策
女性に多い貧血ですが、鉄分が不足すると鉄欠乏症貧血になってしまうことがあります。鉄分と葉酸を同時に摂取できるのがほうれん草の特徴です。
赤血球を作る材料でもある鉄分は、貧血や冷え症の予防に効能があるとともに、鉄分の吸収を促す葉酸は、赤血球を作る働きがあるため、「造血のビタミン」とも呼ばれています。
妊娠中や授乳中の方は鉄分が不足しやすい傾向にあるため、積極的に摂っていただきたい栄養です。
血行促進
ほうれん草の栄養にはビタミンEも含まれています。
ビタミンEの効能には血管が酸化するのを防ぎ、血行を良くする作用があります。その結果、肩こりや冷え症、肌の血色を良く見せるなどの効能があります。
ビタミンEは、ビタミンAやC、β-カロテンなど、ほかの抗酸化成分と一緒に摂るとより効能がアップします。これら栄養がしっかりと摂れるのもほうれん草の特徴です。
尿路結石予防
ほうれん草に含まれるシュウ酸は体内のカルシウムと結合して、シュウ酸カルシウムに変わり、尿路結石の原因となってしまいます。
このためカルシウムの摂取は控えたほうがよいと思われがちですが、実際はその反対です。
カルシウムをとると腸の中でシュウ酸と結合し、便と一緒にシュウ酸を体外に排出する働きをするので、尿路結石の予防に役立つのです。
そのため、ほうれん草を食べる時はカルシウムを多く含む食品と一緒に摂取するのがポイントです。
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