お魚の好みは赤身派、もしくは白身派のどちらですか?
私は断然、真鯛が魚のなかで最も好きな魚なので白身派と言う感じになりますね。どちらかと言うとタンパクな味が好きな人は白身派なのかもしれませんね。
それにしても、お寿司を食べるときに思うことも多いと思いますが、魚には何故に赤身と白身が存在しているのでしょうか。若干気になったので、軽く調べて見ました。

白身

白身魚を代表するのは鯛ですね。鯛といったら年がら年中、海中を本気出して泳いでいるというよりは、ノンビリとのノホホンとした感じで泳いでいるイメージですよね。もっとわかりやすい例題でいえばヒラメですかね。ゆっくりとヒレ?を動かしながら、ゆっくりと遊泳しているようにも見えます。
彼らに共通して言えるのが、群れをなして海中を旅することなく、近海の深い海水で単独に動いているということ。群れで動かず旅をするのにずーっと泳ぐ必要がない種類ということになります。ですので、生きるために餌を取る瞬間の瞬発的な動きや、その逆に、天敵から逃げるための瞬発的な動きだけで十分ということになります。
要するに、筋肉で言うところの速筋が発達している魚たちと言うことですね。
速筋とは瞬時に大きな力を発揮する筋肉の部位で、その分、持久力には欠けているところはあります。人間で例えると、スプリンターがそれにあたり、速筋、つまり白身が発達しているということになりますね。この速筋は、糖質を瞬時に乳酸に換えエネルギーとして使う仕組みとなっています。

赤身

一方、赤身魚を代表するのはマグロですね。マグロ・・・いくら白身派といってもマグロは食べたいですね。
それはさておき、マグロは常に泳いでいるイメージが強いですよね。一箇所にジッと待機しているイメージではなく、集団でグイグイ泳いでいる魚といったイメージです。そう、彼らは一箇所に留まらず、旅をする種類なんです。旅をするということは、長い距離を泳ぐ能力が必要となります。要するに、筋肉で言うところの遅筋が発達している魚たちと言うことですね。
遅筋とは、長時間力を維持するための筋肉で、人間に例えるとステイヤーがそれにあたります。そして赤身正体は、筋肉中にあるミオグロビンというのが原因で、持久力に必要な酸素を蓄える役目を果たしているんです。

あなたはどっち派?

ステイヤーに必要なのは、遠くまで動くための持久力。その遅筋が発達していればしているほど赤身となるわけです。
逆に、白身魚は瞬発的な動きだじぇでことが足りるので、遅筋が発達せず、また持久力が必要ないためミオグロビンの量も少ないので赤身がなく白身ということになります。
人間にも赤身が多い人、白身が多い人と分かれているようですよ。
あなたはどちら?
そうなると、メジロマックイーンとロードカナロアも違うのか!あっ、競馬ファンにしかわからないですね・・・。
以上です。

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