横浜スタジアムを青く染める夏イベント、勝利の祭り「勝祭」が今年も開催されました。今年の相手は、2位を走る阪神タイガース！相手にとって不足無しです。

勝祭と言えば、柳沢慎吾のなかなか投げない始球式が毎回面白いですが、今年は横浜出身のレジェンドプロレスラー・アントニオ猪木氏が駆けつけてくれました！！

試合前にマウンドに上がったアントニオ猪木氏はいつもの赤いマフラーをベイスターズのチームカラーである青いマフラーで登場！ゴメスこと後藤武敏が闘魂注入されました！！この勢いで阪神相手に3連勝、、、と行きたいところでしたが、、、

闘魂注入の勢いそのままに、始まった2位・阪神の負けられない闘い。ゲーム差は「2」。本拠地CSを実現するためにも、ここは最低でもカード勝ち越しを狙いたい3連戦。その大事な初戦の先発を任された石田健大でしたが、7失点で無念の4回途中降板。自己ワースト失点で5敗目を喫しました。

序盤で形成が決まってしまった試合は、阪神が先発全員の13安打8得点に対し、横浜は阪神投手陣の前に4安打に抑えこまれました。闘魂注入された後藤も代打で登場しましたが併殺に終わり、、、横浜の元気が足りませんでしたね。

相手より多い13安打を放ちながら1得点、12残塁、、、これでは勝てませんね。

試合は4回に筒香嘉智のソロホームランで先制！横浜先発の井納翔一も、度々ピンチを招くも粘り強い投球で要所を締め、阪神に得点を与えませんでした。井納は6回にもピンチを招き降板しますが、この後を田中健二朗が凌ぎました。

投手陣が0点に抑えていても、打撃陣が追加点を奪えない、、、チャンスをモノにできないとピンチは訪れるもの、、、その嫌な予感は的中してしまいました。8回に、4番手のパットンが掴まり、あっさりと同点に追いつかれてしまいました。がっくり、、、。

しかし、その裏、筒香の内野安打と宮崎敏郎のツーベースなどで1死2・3塁の勝ち越しのチャンス！！しかし後続が倒れ、ここを無得点、、、ああ、がっかりです。結局試合は延長で阪神の福留の一発を浴び、逆転負け。これでこのカード負け越しが決定。そして3連敗、、、無念でしかありません。どこかで1点でも取れてれば、全然違う結果になっていたのかなぁ～。

頼もしいルーキーが戻ってきました。オールスター前に離脱したドラ１ルーキー・濱口遥大が久々の一軍登板。6回5安打1失点で7勝目をあげました。濱口はこれで阪神戦3戦3勝！虎キラーが帰ってきました！！

試合は2回、阪神に1点を先制されるも、直後の攻撃で1死1・2塁のチャンスを作ると、倉本寿彦の2点タイムリーツーベースで逆転！さらに桑原将志もツーベースで続き、この回3点を奪います。4回には柴田竜拓のタイムリーと筒香のツーランでさらに3点を追加します！！

筒香はさらに6回にも2打席連続となるツーランでダメ押し！昨日の鬱憤を晴らすかのようですね。

投げては、6回を1失点に抑えた濱口の後を、7回は三上朋也、8回は平田真吾が無失点に封じました。9回に三嶋一輝が1失点は、、、またちょっと締まらない感じでしたが、阪神の反撃をここでシャットアウトし、8-2で勝利！連敗をストップさせました。

この3連戦でゲーム差は「3」と広がってしまいましたが、、、まだまだこれから！元気があれば、なんでも出来る！！上位に食らいつけ！ベイスターズ！！