あいにくの梅雨空となった7月1日の関東地方。そんな中、埼玉県所沢市にあるメットライフドームまで、埼玉西武ライオンズvsオリックスバッファローズのパ・リーグ公式戦を観戦しに行ってまいりました。現在3位の埼玉西武ライオンズと、現在4位のオリックスバッファローズ。首位を走る東北楽天ゴールデンイーグルスと2位の福岡ソフトバンクホークスは非常に均衡しており、一戦一戦落とすことのできない緊迫しているムードで、他4球団は若干置かれ気味となっています。その先を行く2チームにどれだけプレッシャーを掛けれるかの鍵を握っている観戦しに行った両チームの戦いも、やはり白熱した試合となりました。

試合前の練習風景

と、その前に、この日の観戦チケットは滅多に見れないホームチームのバッティング練習を見学できるチケットでした。日本の主砲といっても過言ではない、おかわり君こと中村剛也選手が放った打球はあっという間にレフトスタンドに到達。同じ野球をする人間として、中村剛也選手がバッターボックスの時は、絶対にサードはやりたくないと心から思った瞬間でした。また、WBCでも大活躍された秋山翔吾選手は、入念に打球の行方に合わせた走塁の練習をしていたのが印象的で、塁を一つでも多く進むという信念を感じさせられた練習風景でした。このような意識高い走塁されると相手のミスを誘うプレーが出てくるので、みんながこのような走塁を心がけたら嫌なチームとなることでしょうね。

球場外でもファンを飽きさせないサービス

練習の見学会が終わり一旦球場外へ移動。そこでは両チームマスコットによるエンターテイメント性高いファン向けのイベントが行われていましたよ。両チームのファンもマスコットが出すお題について、一緒になって考え楽しんでいましたよ。
メットライフドームの球場外には沢山の露店が出ており、選手がプロデュースするジャンクフードなども好評販売中でしたあいにくの梅雨空出なければ、試合前にビールを飲みながら、外で食べたい美味しそうな食べ物がたくさんありました。グッズ販売所には、試合観戦のための応援グッズを買い求めている人も多く、試合前から盛り上がっていた球場外でした。

試合はオリックスバッファローズが勝利

さて試合は2回に動きがありました。ビジターのオリックスバッファローズが一気に7安打で、初回は三者凡退に抑えた埼玉西武ライオンズの十亀投手を攻略。1塁内野席からだったのでコースまでは把握できなかったものの、打たれている球種は全て真っ直ぐ系のボールで、しかもコントロールし損ねた高めに浮いた球を打たれていた印象でした。急速自体は146キロから後半出していたので、コントロールがどうも定まっていなかった印象です。
ホームチームの埼玉西武ライオンズも黙っているわけではなく、5番に座っている中村剛也選手の豪快なホームランなどで追走。途中、代打で埼玉西武ライオンズの顔とも言える栗山巧選手が代打で出場。初球を右中間へ良い当たり放つもライトの好守備で凡退。勢いを埼玉西武ライオンズ持って行かせなかったオリックスバッファローズが随時試合を優位に運び、この日の試合はオリックスバッファローズが勝利しました。
先月は阪神タイガースの阪神甲子園球場へ、今月は埼玉西武ライオンズのメットライフドームへ観戦に行き、やはりホームチームのファンの応援はいずれも迫力あり、見ている側非常に楽しめたひと時でした。

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