みなさんボクシングがオリンピック競技だと知っていましたか？私も2012年のロンドンオリンピックで日本人がメダルを獲ったと知ってオリンピックの競技だと知りました。柔道やレスリングとは違い打撃戦ですよね。プロのボクシングを見ると日本人が多く活躍しています。しかし、オリンピックではプロのボクサーの出場はできません。なのでメダル候補とははっきりと言えなくアマチュアで活躍していないとメディアでもなかなか取り上げられづらく、メダルが確定してから盛り上がるパターンが多いです。2012年にロンドンオリンピックでミドル級で金メダルの村田諒太選手、バンタム級で銅メダルを獲得した清水聡選手。この時は2人の選手がメダルを獲得した事で大きく盛り上がりましたね。今では2人ともプロのボクサーとなっています。

1対1でリングの上で対戦。
男子：3分×3ラウンド
女子：2分×4ラウンド
勝ち抜きトーナメント方式。拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身前面と側面のみを攻撃します。

格闘技の中には蹴りや肘・頭突き・関節技などが許されているものもありますが、ボクシングは左右の拳だけで闘い、また攻撃できる範囲も上半身のみと非常に限られています。この限られたルールの中で相手の隙をどう突くか、どう打ち崩して相手を倒すかに注意して試合を観るとボクシングがより楽しめます。

2012年ロンドン大会より女子の出場も可能になり、これによってオリンピック全競技が男女開催となりました。女子はフライ級・ライト級・ミドル級の3階級のみで実施され、男子もフェザー級が廃止され10階級に再編されました。オリンピックの場合は頭部にヘッドギアをつけて戦うので、なかなか有効打が難しく、軽い階級は特にKO勝利は難しいでしょう。ちなみにオリンピックのボクシング競技ではアメリカが1番メダルを獲得していて、2番目にキューバ、3番目にイギリスと続いています。東京オリンピックはまだ先ですが、日本からも新生が出てくるが楽しみですね。