最近話題の『睡眠負債』とは、、、

毎日1~2時間の寝不足が借金のように積み重なり、やがて債務超過に陥ると、がん、認知症などをはじめとする重大な疾病を発症させるそうです。それが『睡眠負債』と呼ばれ、今話題になっています。不眠症治療に関わる医師や研究者が重要視しているもので、睡眠不足はだんだん溜まっていくものだという考えを前提とし、借金(負債)になぞらえてできた考え方です。
 
休日に寝貯めして、平日に寝れなかった分を取り返す!

そんなつもりでもいても、寝不足は解消されず、身体はだるくないでしょうか?それがまさに睡眠負債が体に残っている状態と言えます。そして睡眠負債が積み重なると、不眠症などの健康被害を招くことにもなりかねません。

睡眠負債はお金と違って、一度に返してしまうことができません。寝不足を解消するには、毎日適切な睡眠時間を確保する必要があるんです。

あなたの『睡眠負債』が恐ろしいことに!

日本人の睡眠時間はどんどん短くなっており、先進国では最短になっています。いつのまにか知らないうちに『睡眠負債』を抱えると、仕事のパフォーマンスを落としたり、運転中の注意力の低下で事故につながる危険性などは無視できないものと思われます。

さらに近年では睡眠負債が健康に悪い影響を及ぼすことも分かっているそうで、脳のパフォーマンスの低下にとどまらず、さまざまな病のリスクを高めてしまうそうです。また、肥満や糖尿病、認知症など、さまざまなリスクとの関連も指摘されています。

返済は計画的に!!

知らずにたまっていく『睡眠負債』。その対策は単純で、「これまでより長く寝るようにする」ことです。平日の睡眠時間をいまよりちょっとだけ長めにし、週末も寝貯めせず、同じ時間をキープすることも大事です。1日に必要とされる睡眠時間は、20~50代の働き盛りの世代であれば、目安は1日に7~8時間程度と言われています。

普段の生活を振り返り、睡眠が6時間以下であれば、少しでも延ばせるように心掛けてみましょう。寝床でスマホをいじったり、就寝前3時間以内のカフェインの摂取など、安眠を妨げるとされる習慣を避けることも大事です。

また、身体に必要な睡眠時間は、年齢が高くなるとともに減るそうで、高齢者の場合は、必ずしも7~8時間にこだわることはないそうです。。むしろ「8時間寝なければ」と思いすぎること自体がストレスとなり、不眠になる方も少なくないそうです。

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