今年も暑い季節がやってくる

今年もそろそろ暑い季節がやってきますね。
皆さんはどこかにお出かけするのでしょうか。バーベキュー、海水浴、マリンスポーツ、旅行など様々な夏の楽しみがありますが、夏になると発症しやすい病気というものがあります。
ここではそれらの病気を紹介していきたいと思います。
これを読んで、病気対策して今年の夏も健康に過ごしていきましょう。

脳梗塞

脳梗塞とは、脳に血液を送る血管が詰まってしまい起こってしまう病気のことを言います。脳の血管が詰まってしまうと、血液が通ることができなくなり、脳の細胞が壊死してしまう恐ろしい病気です。
脳梗塞は、日本人の死因ランキングでも上位にのぼる病気ですが、なんと夏に一番多くなるという研究結果が出されています。
脳梗塞になる原因として考えられているのが、高血圧、糖尿病、高脂血病、多血症(喫煙などが原因)などが挙げられています。
なぜ、夏に多いかというと、原因は脱水症状です。炎天下の中でのスポーツをしている時などに発症することが多く、汗をかいて体内の水分がなくなり、脳に流れる血液が濃くなり、血管が詰まると言われています。
夏には、脱水症状にならないよう水分補給はしっかり行いましょう。
また、脳梗塞対策として効果的と言われている食べ物は、魚類です。
魚類に含まれているEPA(エイコサペント酸)には、動脈硬化と防ぐ効果があり、血液を凝固するのを防いでくれる効果があります。また魚類に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)にも、ボケを防ぐ効果があるので、脳梗塞対策として、魚類を多く食べることがいいと言われています。

冷房症

夏になると外が暑く、ついつい冷房を強く設定してしまってませんか?
それをやりすぎると冷房症になる恐れがあります。
冷房症とは、正式には病気ではないのですが、人間の温度調整をしている自律神経は5℃以上の温度変化に対応できず自律神経が欠如してしまう症状のことで体温調節機能に不具合起こしてしまう症状です。
症状としては、寒気、むくみ、疲労感、肩こりにつながると言われています。
対策としては、温度調整をしっかりし、冷房を強めに設定せずに外気との温度差を5℃以下に設定すること。汗をかく運動をし、体温調節機能に刺激を与えることがいいと言われています。
ついつい冷房を強く設定していまいがちですが、そこは我慢していただき、冷房症にならないように気をつけましょう。

尿路結石

尿路結石も夏に多い症状と言われています。
尿路結石とは、腎臓で作られた結石が、排出されることなく、尿道に引っかかってしまう病気で、脇腹周辺に激痛を感じ、吐き気や血尿を伴う言われています。近年、男性に多い病気と言われていましたが、最近では女性の発症も増えています。
対策としては、水分をしっかり摂り、尿の回数を増やすこと。そして、カルシウムと結合し、結石になるシュウ酸(枝豆、ホウレンソウなどに多く含まれています)を摂り過ぎないようにすることが大事です。
摂取した方が良い成分は、クエン酸、マグネシウム、食物繊維、カルシウムがいいと言われています。

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