免疫力が上がる

人間は風邪を引いたときに熱が上がるのは、人間の体がウイルスやばい菌をやっつけるために、発熱する働きがあります。
そのため、自身の平熱が上げれば、免疫力が上がり、風邪やインフルエンザといった感染症にかかりにくくなるのです。
さらにはうつ病改善にも効果があるとされています。
体温が1度上がると免疫力が5~6倍に向上すると言われていますから、0.2、0.3度平熱が上がるだけでも大きな成果が得られますね。
逆に体温が低いと血管の収縮により冷えやすくなり、血の巡りの悪さからがんなどの重大な病気へとつながることもあるのです。

基礎代謝が上がり痩せやすくなる

ダイエットしている方が気になさっている基礎代謝量。
この基礎代謝量は平熱が上がれば増えることになり、痩せやすい体にしていくのに重要な役割があるのです。
基礎代謝は1日に必要なエネルギーの60%以上を占めていて、呼吸や体温調整などを行うための人間にとって欠かせないものです。
実際、体温が1度違うと基礎代謝量が10~15%も変わるのです。
基礎代謝量が1500kcalの人の場合を例として考えてみましょう。
体温維持のために使っているエネルギーは、基礎代謝の70%程なので、約1000kcalなります。
体温が1度違う場合、体温の維持に必要なエネルギーが約15%程度変わってくるため、
1,000×0.15=150kcal
これが体温の高い人と低い人との一日の消費カロリーの差です。
ちなみに150kcalというとご飯1膳分のカロリーに匹敵します。
代謝量が増えるとそれだけ痩せやすい体質になることができますが、逆に代謝量が少ないと同じものを食べていてもその多くが脂肪に変わってしまうということなのです。

冷え性になりにくくなる

冷えの大きな原因は血流の悪さですが、体温が高いと血流が良くなり、体内の末端まで血液が行き届くようになるので、手足の先まで冷えにくい体質になります。
体温が上がると冷え性とは無縁の体質を手に入れることができるので、冷えに悩む女性は特に平熱を上げると大きなメリットがあります。

ストレスに強くなる

人間の体はストレスを受けると細胞にダメージを受けます。
ダメージを受けた細胞が修復されないでいると、自覚症状のある体の不調となって現れるようになります。
そこで体温が高いと血流が良いため、ダメージを受けた細胞に「グルコース」というエネルギー源が供給されやすく、修復が早くなります。
そのため、体温が高いとストレスに強い体になれるといえるのです。

美肌効果

温が高いと内臓の温度も適切に保たれ、しっかりと本来の働きをしてくれるため美肌効果があります。
内臓の働きや代謝がよいと肌のトラブルが起きにくいだけでなく、むくみにくくなりターンオーバーも活性化されます。

平熱をあげるために、下半身中心の筋トレをしよう!

いかがでしたでしょうか?
いかに健康のために、平熱を上げるかが大事だという事がわかります。
では平熱はどのようにすれば上がるのか?
その方法とは筋肉量を増やすことです。
ただ、やみくもに筋トレしても効率が悪いです。
筋トレをするなら、下半身中心に鍛えることをお勧めします。
それは人間の筋肉は70%が下半身に集中しているためだからです。
身近にできる方法としては、ウォーキングを30分以上行う。
スクワットをするなどがあります。
もっと効率よく増やしたいなら、スポーツジムにあるウェイトマシンを使って鍛えるとよいでしょう。
是非皆さんも平熱を上げて健康な体をゲットしましょう!

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