1、おかひじきとは

おかひじきはヒユ科の一年草で、近年需要が高まっている食材の1つです。淡泊な味でシャキシャキとした食感を持ちます。
名前に「ひじき」と入っていますが、海藻ではなく野草の仲間。葉が細長く多肉質でワサワサとしていて、見た目がひじきに似ていることからこの名が付けられました。漢字では「陸鹿尾菜」と書き、「陸の海藻」とも呼ばれ、別名「水松菜(ミルナ)」とも言われてます。
おかひじきは海辺などの砂地に自生していますが、市場に流通しているものはハウスなどで栽培されているものです。山形県で長野県や静岡県、千葉県など広い地域で栽培されています。

2、気になる栄養や効果とは

成分としては、92.5%が水分で、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、銅、食物繊維などを含むみます。

ビタミンA(βカロテン)の含有量は100gあたり3300μgと豊富で、ビタミンCも21mgとそれなりに含まれ、ビタミンKの含有量310μgは野菜類の中で上位に位置します。βカロテンとビタミンCはどちらも抗酸化作用があり、病気や老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力向上、美肌効果、発がん抑制作用などがあると言われてます。また、ビタミンKは骨へカルシウムを定着させる作用があります。
ミネラル類ではカリウムとカルシウムが豊富です。カルシウムは豊富なビタミンKとの相乗効果で骨粗鬆症を予防し、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防改善に効果があるそうです。

3、主な食べ方とは

おかひじきはアクが強いので下茹でをしてから調理することが多いです。

2リットルの水を沸騰させ、大さじ2杯の塩をたっぷり入れます。
1分から1分半ほど茹でるとシャキシャキ感がしっかり残ったまま食べることができますよ。
茹でたおかひじきの場合は、

おかひじきのツナマヨ和え
おかひじきと海苔のナムル
おかひじきの中華スープ
おかひじきのパスタ
おかひじきの卵焼き
など、和えたり、いつもの料理にプラスして食べるとより美味しく食べられます!

特におかひじきはマヨネーズとの相性がいいのでマヨネーズ和えにするのがおすすめです。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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