塩分の取りすぎが体にあたえる影響とは!?
飲食物で塩分を摂り過ぎた時、その直後から体に現れる症状を紹介します。
1、喉が乾く!?
例えば、ラーメンを食べた後って喉が渇きますよね。
摂取した塩分は、体内でナトリウムとなって骨や細胞外液(血液や消化液)などに運ばれますが、ナトリウムの運び役のカリウムの摂取が不足していると、カリウムの変わりに体液(水分)を取り込み塩分濃度を薄めようとします。 塩分濃度を薄めるために水が必要なので、のどが渇くと言われてます。
2、血圧が上がる!?
人間の体には、血液中の塩分濃度が一定に保たれるように調整する機能があります。
通常であれば、塩分濃度が低下するとナトリウムは腎臓で再吸収され、濃度が高くなると腎臓から排出されるようになっています。
食塩感受性高血圧の人は腎臓のナトリウム排出機能に障害が生じやすく、塩分を多く摂取すると腎臓の交感神経の活動が促進され、それにともなって塩分の排出が抑制されてしまいます。
そのため、血液中の塩分濃度が上昇します。塩分の主成分であるナトリウムは、水分と結びつきやすい性質があります。血液中の塩分濃度が上昇すると、血管の中に水分がひきこまれ、ナトリウムと結びつくことで血液の量が増えて、血管の壁を強く押すほど勢いよく流れるようになります。このようにして、塩分の摂取により血圧は上昇してしまいます。
3、むくんでしまう!?
夜中にラーメンを食べてしまった翌朝や、お酒と一緒に塩からいおつまみをたくさん食べてしまった次の日、手足や顔にむくみが起きたことはありませんか?
実はこれ、塩分の摂りすぎが原因の可能性が高いです。体のむくみには塩分摂取が大きく関わっていると言われています。
本来体の外に排泄されるはずの水分が、塩分を摂り過ぎることで、うまく排泄されなくなってしまうことがあります。塩分に含まれるナトリウムが、体の中に余分な水分を取り込んでしまうからです。
ただ、ナトリウムは塩分に含まれているため、現代の食生活ではどうしてもカリウムに比べて過剰に摂取しがちです。
このため、ナトリウムとカリウムのバランスが崩れ、体内の水分代謝に乱れが生じ、むくみが引き起こされるのです。
むくみを対策として、塩分の摂取をひかえた方が良いと言われるのはこのためです。
4、最後に
いかがでしたでしょうか。
日本人は欧米に比べて、魚や野菜を好み、味付けも薄めで上品などのイメージがありますが、現在の日本人は、欧米人と比べて約2倍も塩分を多く摂取していると言われてます。和食は多くの食材を使用し、確かに体にいいお料理が多くありますが、いずれにしても味噌や醤油、化学調味料の使いすぎにも注意が必要ですね。
関連するまとめ
こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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