1、キャベツとは

キャベツの原産地はギリシャやイタリアなどヨーロッパの大西洋・地中海沿岸と考えられています。栽培の歴史は古く、紀元前の古代ギリシャや古代ローマにおいてすでに栽培が行われていました。しかし当時は今のように丸く結球しておらず、「ケール」のような葉キャベツでした。結球したものが登場するのは12~13世紀頃で、その後改良されて現在のような球体のキャベツになったといわれています。
日本へは江戸時代に伝わりました。「大和本草」(1709年)に「紅夷菘(おらんだな)」についての記述があり、ここには「味よし」と書かれていますが、渡来当時のものは結球していなかったようです。

現在のような丸いキャベツが広く栽培されるようになったのは明治時代に入ってから。現在のように一般家庭に普及したのは第二次大戦以降です。

2、栄養や効果とは!?

・免疫力を高め、がんを予防する
キャベツの一番の効能とも言えるのが、免疫力を高める作用です。免疫力が高まることによって風邪の原因となるウィルスが体内に侵入することを防いだり、がん細胞の増殖を抑えると言われてます。
キャベツは非常に強い殺菌力を持っており、特にがん細胞や風邪の原因となるウィルスに威力を発揮してくれるそうです。世界でもトップクラスであるアメリカのがん研究所では、キャベツはがんを予防する効果が高い食品だと確認しています。

・強い抗酸化作用で身体のサビつきを防ぐ
キャベツに含まれているビタミンCには、強力な抗酸化作用があります。
私たちの老化の原因は、活性酸素などによって身体がサビつくことです。血管内にサビつきが起こると動脈硬化が進行し、脳や心臓の血管が詰まれば病気が起こりやすくなります。さらに、血管だけでなく遺伝子にまで酸化が及ぶと、細胞ががん化するリスクも高まると言われています。

3、お勧めの食べ方

よく千切りにしたキャベツを水に浸けたりしますね。

しかし実はこの方法、ビタミンCなどの水溶性の栄養素を減少させてしまいます。

水につけておくと5分後にはビタミンCが2割も減ってしまうそうなので、しゃきっとさせるために水につけるにしてもせいぜい2~3分ほどで早く水を切った方が栄養面ではよさそうです。

また、キャベツに特有のビタミンUも水溶性のビタミンなので、水へのさらしすぎにはくれぐれも注意しましょう。

スープや煮込む料理の時は、汁ごと飲むといいですね。

ビタミンUは、酸に強いのでマヨネーズや酢を含むドレッシングと一緒に食べるのは問題ありません。



ちなみにキャベツは繊維質が多いですが、生キャベツの繊維質は消化が良くないので食べ過ぎには注意しましょう。

4、まとめ

いかがでしたでしょうか。

キャベツの栄養は豊富で、その効果•効能も優れています。

またカロリーも低くダイエットにも向いていまし、賞味期限も長いので重宝する野菜ですね。

ただし、食べ過ぎると便秘やおならが臭くなるなどの影響もあるので、その点だけは注意が必要ですね。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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