悪口ばかり言うと老ける!?

みなさんは、イライラや不安などのネガティブな感情が生まれたら、どう対処していますか? たとえば好きではない人がいたとして、その場で怒りの感情を表してしまう。 あとでその人の悪口や愚痴を言ってスッキリさせる。 そんな方は多くないでしょうか?

特に女性は女性同士の会話の中で、一定以上の割合を悪口で占めると言われるほど、女子会とkかでうわさ話や悪口で盛りあがった経験はあると思います。

しかし実は、悪口によって傷つくのは、悪口を言われた人だけではなく、自分自身の脳や心にもダメージを与える可能性があり、脳の老化や更には見た目が老けてしまうリスクがあるとされています。

悪口やネガティブな言葉は自分の脳にもネガティブなメッセージを伝えてしまうため、それが続くとやはりマイナスのストレスとなって、脳細胞が減ってしまうからだそうです。

悪口を言うとコルチゾールが分泌されストレスが溜まりやすくなる。

脳が老化する要素として、コルチゾールの分泌が影響されているとされています。

コルチゾールとは、副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドの一つで別名『ヒドロコルチゾン』と言われることもあります。私達に馴染みある言葉では、『ステロイド』と呼ばれます。コルチゾールはストレスに反応して分泌されるため、『ストレスホルモン』と呼ばれ、抗炎症作用、血糖値上昇、副腎疲労、不眠症やうつ病とも関係があります。

コルチゾールが分泌される事で、ストレスホルモンが放出されてダメージを受けてしまいます。そして悪口を言う事でこのストレスが脳内にコルチゾールというストレスホルモンを分泌させてしまうため、脳の働きを著しく悪化してしまい、脳の老化がどんどん進んでしまうのです。そしてそのまま放置してしまうと認知症の発症リスクが高まります。

フィンランドの脳神経学者・トルパネン博士らの研究によると、悪口やゴシップが好きな人は、認知症になるリスクが通常の3倍もある事も分かっています。

さらにストレスを感じる事で、体内で老化を促進させる活性酸素が大量に放出されるため老けやすい・病気になりやすい体になってしまうのです。

悪口を言わずポジティブな事を言おう!

いかがでしたでしょうか?

このように悪口を言うのは相手にも自分にも良くない事がよくわかったと思います。

その反面、ポジティブな言葉を使えば、どんどん脳は活性化されていきます。

普段からポジティブな人ほど年齢より若く見られる傾向があるのは、脳からきている事がわかりますね。

是非皆さんも自分の健康の為にも、人の悪口は極力言わず、相手を褒める。

プラス思考な癖をつけましょう!

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