フランチャイズプレイヤー

ウィキペディアを引用しますが、「長期にわたって同一のチームの第一線で活動し続ける選手を指す。狭義では入団から引退まで同一のチームで、最狭義ではプロデビューから引退まで出身地・出身校の地元チーム一つだけに在籍し続けた選手を指す」。これをスポーツ用語でフランチャイズプレイヤーと呼ぶそうです。サッカー界ではバンディエラとも呼ばれているそうです。
長期に亘って同一のチームで選手として活動を続ける事はプロスポーツでは困難であり、選手側には相応の実力の維持が要求される中、同じ球団チームの第一線でプレーをし続けている選手たち。当然、そのような選手は成績も凄いんです。表紙画像にも使用したボストン・セルティックスのP.ピアースもその一人。
そんな現役のフランチャイズプレイヤーを紹介させていただきます。
ちなみにシリーズ化する予定なので、シリーズ第1弾です。

千葉ロッテマリーンズ 9 福浦和也

千葉県習志野市出身。1975年12月14日生まれの41歳。
千葉県生まれの千葉県育ち。高校も地元・習志野高校に進学。まさに千葉申し子的存在で、日本一凄い千葉ロッテマリーンズファンのハートを鷲掴みしている球界を代表するベテランプレイヤーの一人です。
もともとは投手として1993年のドラフト7位でプロ野球入りを果たしていますが、フリー打撃の際に才能を見出され打者へと変更。その後、イチロー選手の代名詞・振り子打法を習得し才能が一気に開花した選手です。レギュラーに完全定着した2001年には、打率.346で首位打者を獲得。さらに長打も放てるようになり本塁打18本と、中距離砲の打者の代表格となりました。
2001-2006シーズンでは打率3割以上を常にキープ。ここ最近は怪我などにも悩まされ出場機会が減ってはいますが、試合に出場すれば必ず結果を残す素晴らしいプレイヤーです。
今年も彼を見に海浜幕張のマリーンスタジアムにGO!

中日ドラゴンズ 2 荒木雅博

熊本県出身。1977年9月13日生まれの39歳。
1995年のドラフトでは、同年代のPL学園の福留孝介や東海大相模の原俊介に注目が集まり中日ドラゴンズが使命も外れ。その外れ1位で入団といった流れです。
入団当初はバッティングというよりも、代走や守備固めとして起用されていましたが、入団6年目の2001年に課題となっていた打撃面で急成長し、レギュラー定着。当時の中日ドラゴンズの顔だった立浪和義さんは三塁手へコンバートしたことにより、二塁手定着といった運びになりました。
「オレ流」の落合監督指揮官のもと誕生した二塁手・荒木雅博、遊撃手・井端弘和の二遊間「アライバ」コンビは、ここまでのプロ野球歴史上で漫画にも出てきそうな最高の二遊間だったと思います。当然のようにゴールデングラブ賞の受賞者でもある荒木雅博選手ですが、攻撃面においても俊足を生かし盗塁王の座にもなったことのあるオールマイティプレイヤーです。2016年8月6日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で盗塁を成功し、高木守道さんが記録していた369盗塁を抜く球団新記録の370盗塁を達成し、中日ドラゴンズの歴史の1ページになお残しています。
今シーズンも2番・セカンドでレギュラーとして出場中。私と同世代プレイヤーということもあり応援に熱が入ります。

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