浦和、ノックアウトステージ進出に王手!

浦和レッズ 1-0 上海上港

浦和レッズ 1-0 上海上港

【得点者】
1-0 44分 ラファエル・シルバ(浦和)

敵地で対戦した第3節では、悔やまれる形での失点が多かったものの、0-3の試合展開から2-3まで食らい付き、敵地での惜敗は得失点差という側面でも次につながる結果であった。

強風で横殴りの雨が降るコンディションの中で始まったこの試合は、一進一退の攻防が続き、迎えた44分、左サイドに流れた柏木のパスを受けた青木が、トラップで相手をかわしながら前方にパス。ペナルティエリア左で受けたズラタンが右に流すと、ラファエル シルバがDF3人に前をふさがれながらも冷静にシュートを決め、浦和が先制する。

後半は追い掛ける上海上港ペースに。64分、柏木がペナルティエリアでオスカルを倒してしまい、浦和がPKを献上。絶体絶命のピンチを迎えるも、浦和の守護神・西川がオスカルの放ったPKをスーパーセーブ!得点を許さない。

さらに75分には上海上港のクロスを槙野が手で防ぎ、またもPKを献上する。ふたたびキッカーはオスカル。しかし、シュートは枠の上に大きく外れて失敗。その後も上海上港が押し込む展開が続くが、浦和が守備固めをして逃げ切り、1-0で勝利。上海上港と勝点9で並び、当該対決のアウェイゴールの差で首位に浮上した。

浦和は26日にホームで行われるウェスタンシドニーワンダラーズ戦で引き分け以上の結果を残せば、ノックアウトステージ進出が決定。2年連続のアジア16強に王手をかけた。

ガンバ大阪、グループ3連敗で崖っぷち!

江蘇蘇寧 3-0 ガンバ大阪

江蘇蘇寧 3-0 ガンバ大阪

【得点者】
1-0 3分 アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧)
2-0 7分 ラミレス(江蘇蘇寧)
3-0 43分 ホン・ジョンホ(江蘇蘇寧)

ガンバ大阪は、前節で江蘇蘇寧に敗れ、ホームで2連敗。グループ3位のG大阪にとって、文字通りの正念場となる。

開始早々の3分、ボールを奪った江蘇蘇寧のアレックス テイシェイラに先制点を奪われると、7分にはアレックス テイシェイラのラストパスがG大阪の守備陣に当たってコースが変わり、ゴール前に。それに飛び込んだラミレスが蹴り込んだ。

開始早々に2失点のG大阪は、反撃を試みるも、江蘇蘇寧は5バック気味にスペースを消しながら、縦に鋭い攻撃を繰り出し、付け入る隙を与えない。前半終了間際の43分にはFKからホン ジョンホに頭で合わせられ、3失点で前半を終える。

後半、G大阪は徐々にリズムをつかむも、ゴールを奪うまでには至らず、痛恨のタイムアップを迎えた。

この結果により、G大阪はグループHの最下位に転落。しかし、2位との勝点差は1のままで、なんとか土俵際で踏みとどまっている。

鹿島、グループ最下位のブリスベンに敗戦!

ブリスベン・ロアー 2-1 鹿島アントラーズ

ブリスベン・ロアー 2-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
18分 1-0 ジェイミー・マクラーレン(ブリスベン・ロアー)
49分 2-0 ブレット・ホルマン(ブリスベン・ロアー)
79分 2-1 永木亮太(鹿島)

序盤からペースを握った鹿島が慎重にゲームを進めていたが、18分、ブリスベンにパスをつながれると、ジェイミー マクラーレンに先制点を決められてしまう。前半、鹿島は反撃の糸口をつかめず、0-1とリードを許したままハーフタイムへ。

後半、同点に追いつきたい鹿島だったが、49分、ゴール前のFKの流れからトーマス クリステンセンが放ったシュートを一度ははじき返したが、跳ね返りをブレット ホルマンがそのままボレーシュート。これが鹿島のゴールネットを揺らし、これまでの3試合で無得点だったブリスベンロアーが2点のリードを奪うことに。

苦しい状況に追い込まれた鹿島は、79分、中村がゴール前にクロスを入れると、永木が飛び込み、ようやく1点を返す。さらに攻め立てる鹿島だったがあと一歩届かず、ブリスベンロアーに初勝利を献上してしまった。

これで鹿島は2勝2敗。次節はアウェイで蔚山と対戦する。

川崎、4戦連続ドロー!

川崎フロンターレ 0-0 広州恒大

川崎フロンターレ 0-0 広州恒大

雨の中で行われた一戦は、前半から広州ペースで、川崎は我慢の展開を強いられる。広州の連動したプレッシングで川崎はミスを連発し、自分たちのペースで試合を進めることができない。対する広州恒大は何度も川崎ゴールを襲うも、得点を奪えないまま前半を折り返した。

後半に入ると、川崎はスタートから中村 憲剛を投入し、後半戦に挑む。足の止まり始めた広州恒大に対して川崎は厚みのある攻撃を開始するが、ゴールを奪うまでには至らず、最後までネットを揺らすことができないまま試合は終了。勝点3が欲しい一戦ではあったが、両者ともに勝点1を分け合う結果となった。

川崎Fは勝点4で3位につけ、残り2試合にグループステージ突破の可能性を懸ける。次節はアウェイで水原三星と対戦する。

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