大根は生派?加熱派?
食材を加熱すると栄養素がアップしたり、失われたりすると言われますよね。
そこで、大根はどちらでも美味しく食べれる食材ですが、加熱するとどうなるかを紹介します。
1、大根を加熱すると栄養素はどうなるか!?
・増える栄養素はビタミンA。更に甘みが増す。
ビタミンAとは
ビタミンAには「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」の3つの成分がありますが、人間の体内に存在するビタミンAのほとんどが「レチノール」です。そのため一般的には、ビタミンA=レチノールとされています。免疫力の維持に関わる健康に欠かせない栄養素です。
・失われる栄養素はビタミンCと消化酵素のジアスターゼ
ビタミンCとは
私たちは空気中の酸素を取り入れて生きています。
取り入れた酸素の数パーセントが 「活性酸素」 と呼ばれる反応性の高い物質に変化します。
この活性酸素は、その強い酸化力で体内のウィルスを撃退したりするのですが、
これがたくさん増えると、DNAやタンパク質を傷つけ、細胞の機能を低下させ、
ガンや動脈硬化、脳卒中、糖尿病などの原因となるそうです。
ビタミンCの主な働きとして、この活性酸素を捕捉し、無害化する 「抗酸化作用」 が挙げられます。
ビタミンCの効果と消化作用に期待するなら、大根おろしや漬物が効果的です。
ジアスターゼとは
ビタミンCが豊富な大根ですが、有名なのは消化酵素ジアスターゼでしょう。
ジアスターゼは熱に弱く、加熱してしまうと作用が失われてしまいます。効果的に食べるには大根おろしが一番です。
大根おろしは食物の消化を助け、食物繊維の整腸作用で胃の弱い人や便秘の人に効果があります。また、辛み成分の殺菌作用とビタミンCで、風邪に効くといわれています。大根のおろし汁に蜂蜜などを加えて飲んだり、湿布に使ったりします。
2、1番良い摂取方法は!?
それは、大根おろしが良いと言われてます。
大根はすりおろすと、「イソチオシアナート」と呼ばれる成分が生成されます。これが大根おろしの辛味の主成分です。イソチオシアナートは、わさびなどにも含まれているものと同じタイプの辛味成分です。
この辛味成分には、免疫力を高めたり、がん細胞を抑制したり、殺菌や消化を高めたりするという効果があると言われています。この辛味成分は、皮の部分に近いつころに多く含まれているので、大根おろしにする時はなるべく薄く皮を剥いて使うのがおすすめです。また、加熱すると減少してしまうビタミンCや消化酵素なども、大根おろしにして生で食べることにより、効果的に体内に取り入れることができます。
3、まとめ
いかがでしたでしょうか。
いつも食卓に並んでいる大根料理ですが、調理次第ではとても良くなることがわかりましたね。
是非、今晩は大根おろしを食べて見てはいかがでしたでしょうか。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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