14日、第4回ワールド・ベースボール・クラシックの２次ラウンドの第2戦、キューバとの対戦は一進一退の攻防の中、侍ジャパンが8-5で勝利。5連勝を飾り、決勝ラウンド進出へ王手をかけた。

15日に侍ジャパンはイスラエルと対戦するが、キューバがオランダに勝った場合、イスラエル戦を前に侍ジャパンの決勝ラウンド進出が決まる。

相手は1次ラウンド初戦で対戦したキューバ。勝てば、決勝ラウンド進出へ大きく前進する大事な一戦で、先制したのは侍ジャパン。1回裏の攻撃で山田哲人が先頭打者弾を放った。

しかし、侍ジャパンは先発したエース菅野が安定せず、2回に2ランを許し、すぐさま逆転を許す。3回裏に4番・筒香嘉智がセンターへ同点適時打を放つが、菅野は4回に2点を奪われる。

再び追いかける展開となるが、打線が粘りを見せ、5回には青木の内野ゴロの間に1点、さらに筒香が再びセンター前に適時打を運び、同点に追いついた。

6回にキューバが1点を加えると、侍ジャパンが三度追いつく粘りを見せる。

そし、同点で迎えた8回裏、1死一、三塁の勝ち越しのチャンスで代打・内川が犠飛を上げ、三塁走者の松田がホームイン。さらに続く山田がこの日2本目となる2ランで、リードを3点に広げた。

投げては守護神・牧田が、キューバ打線を無失点に抑え、侍ジャパンの5連勝を飾った。