シーズン途中での引退発表は寂しく感じますね。しかし、逆に言えば引退セレモニーを行なってもらえる選手はごくわずかの選手ですね。
今回2022年に引退してしまう、内海哲也選手を少しですが紹介したいと思います。

内海哲也

内海は敦賀気比高時代の2000年のドラフト会議で、オリックスに1位指名を受けながらも、祖父と同じ巨人でのプレーを夢見て入団を拒否しました。社会人野球の東京ガスに進み、03年に晴れて自由獲得枠で巨人入りを果たしました。06年に初の2桁勝利となる12勝を挙げると11、12年には2年連続で最多勝を獲得しました。特に12年は日本シリーズで2勝を挙げ、最高殊勲選手となるなどキャリアのハイライトでした。09年を除き、13年まで全て10勝以上をマークしましたね。

そして18年オフ、FA炭谷の人的補償で西武移籍に至った。

出典:YouTube

セレモニーでは巨人OBも

スピーチで「ライオンズファンのみなさま。期待に応えられず申し訳ありませんでした」と頭を下げた内海に対し、サプライズ登場した前巨人監督の高橋由伸氏(47)は「テツ、また一緒にやれるかな?」とラブコール。自身が監督に再登板したら、コーチとして巨人に呼び戻したい意向をにおわせました。

ところが、巨人入団時の監督だった堀内恒夫氏(74)は異議アリ。「こういう立派なところに出てくるのは嫌なんだけど。私が関わった最後の選手です。ひと言、お疲れ様を言いたくて来ました」と重い腰を上げて来場したからには、爪痕を残すことを忘れない。「技術、経験を若い選手に伝えて、一人でも多くの第2の内海、第3の内海を育ててほしい。それもこの西武ライオンズでやってほしいと思っております」とぶち上げ、満員の観客を沸かせました。

単なるリップサービスではない。堀内氏は内海に直接、「巨人が『いずれ戻ってきてほしい』と言っていたが、大事なペナントレースの最中に先発までさせてくれた西武に骨をうずめなければダメだ」と説いたという。

出典:YouTube

最後

通算335試合目の登板は慣れ親しんだ先発のマウンド。山崎剛を5球目の139キロ直球で二ゴロに仕留め降板しました。FAの人的補償で加入も、4年間で10試合の登板にとどまり2勝3敗。通算135勝。

19年間お疲れ様でした。

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