先月開幕したJリーグは先週、全国各地で2節が行われました。応援している清水エスパルスを中心に私なりに全試合まとめてみたいと思います。

ヴィッセル神戸対アルビレックス新潟

開幕戦で昇格組の清水エスパルスに勝利したヴィッセル神戸。その試合で昨シーズンの得点王、レアンドロ選手にアクシデントが発生し、負傷交代をしました。復帰までは時間がかかりそうで不安視されます。一方のアルビレックス新潟はエディオンスタジアム広島に乗り込み、途中出場の田中達也選手のゴールで引き分けに持ち込んで、貴重な勝ち点1を手に入れました。なお、この試合で矢野貴章選手が2枚のイエローカードで退場処分となり、今節は出場停止になります。

取られたら取り返す神戸

前節に続いて先制に成功したヴィッセル神戸。新潟戦は開始3分の出来事でした。ロングスローからのゴール前での混戦で最後は渡辺選手が押し込みます。一方アルビレックス新潟は後半に入り、田中達也を投入。するとサイドチェンジからセンタリングがあがり中であわせたヘディングは、一度は弾かれるもののそこにつめたのは田中達也選手。途中出場で2試合連続ゴールを奪います。流れがアルビレックス新潟に傾くかと思いきやその一分後でした。コーナーキックから最後は高橋選手が押し込み、ヴィッセル神戸が勝ち越し。このまま試合終了のホイッスル。ヴィッセル神戸は2連勝、アルビレックス新潟は、悔しい敗戦となりました。

横浜F・マリノス対北海道コンサドーレ札幌

開幕戦で日産スタジアムで浦和レッズとのシーソーゲームを制した横浜F・マリノス。今節の相手はJ2を優勝して昇格してきた北海道コンサドーレ札幌です。コンサドーレは、ベガルタ仙台との開幕戦で0-1で敗れております。

存在感抜群のバブンスキー

開幕戦に続いてホームでの開催になった横浜F・マリノス。前半、最初のチャンスを作ったのは北海道コンサドーレ札幌でした。フリーキックから横山選手がヘディングで合わせたシュートはポスト直撃。このシュートが決まっていれば展開も変わったかもしれません。その後は横浜F・マリノスが決定機を作ったものの前半はゴールが生まれずスコアレス。衝撃のゴールは後半開始直後に生まれます。斎藤選手が左サイドから中に入れたボールをバブンスキー選手がダイレクトシュート。ややアウトフロント気味に蹴られたボールは左に弧を描きながらゴールに吸い込まれます。左後方から来たボールを左のアウトサイドであわせたこのシュートは私にとって衝撃でした。その後は追加点もあり終わってみれば3-0で横浜F・マリノスに軍配。2試合続けての3得点奪取で攻撃陣が爆発しています。

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