関西と関東では、色々と文化が違いますよね。
特に食文化に関しては、大きな違いがある印象で、お互いが相容れない感じです。
そして「肉」に対しての、関西と関東の捉え方の違いはなぜなんでしょうか。

肉ゆ〜たら牛肉や!大阪は日本一肉好き

関西、特に大阪で「肉」といえば、「牛肉」をさしますね。豚は豚肉、鶏は鶏肉または「かしわ」と呼びます。
平成8年(1996)調査の「現代の県民気質」(NHK総合文化研究所編・NHK出版)によると、大阪人が最も好きな食べ物は「肉」(32%)で、数値は全国トップクラスらしいです。
これでも前回調査(昭和53年・1978)の45%によりは大幅にダウンしているんですが、「しゃぶしゃぶや焼肉」など、全国の皆さんが愛する肉料理を生んだ「本場」の強さには衰えはないですね。

ちなみに、「肉が一番好き」と答えた人が全国平均より多いのは、大阪と兵庫のみとのデータがでていました。「神戸牛」「松阪牛」「近江牛」など、有名な肉の産地に近く、食を楽しむ習慣をもつ土地柄が良く出ていて面白いですね。

しかし、しゃぶしゃぶ・焼肉の発祥が大阪なんですね。
肉料理もそうですが、「神戸牛」「近江牛」「松坂牛」と素晴らしい牛肉を提供してくれてますね。
牛肉好きの皆さんは、関西と大阪に感謝しないといけないかもしれないですね。

関東は肉=豚肉!

かたや関東では、肉と言えば豚肉ですね。
肉まんも豚肉ですし、肉〇〇とつけば全て豚肉ですね。牛肉を使う際は、牛肉とついていると思います。
なぜ関西と関東で、この違いが出たかは次にするとして、この違いに衝撃を受ける、関西人は多いみたいです。

確かに関東の人が、関西で肉を頼んで牛肉が出てきたら、違うとは思っても、なんとなく豚肉から牛肉へランクアップした感がありますが、関西人が関東で肉を頼んで豚肉来たら、なんでやねん!ってツッコミ入りますよね。

知人の関西人も、東京で肉うどんを頼んだ際に、うどんを食べながら違和感を覚え、出汁の違いかなと感じながら完食したのちに、肉が豚だと気付き衝撃を受けたらしいです。

うどんが来た時の見た目で気付けよ。って話ですけど、それほど関西人にとって肉が豚肉をさすというのは信じられないようです。

そんな私も、肉うどんは関西の肉うどんの方が好きです。
甘く味付けされた牛肉と関西の出汁のハーモニーが素晴らしく、唯一汁まで飲んでしまう、うどんですね。

なぜ肉の認識が、牛と豚で分かれたのか

関西と関東の肉論争。なぜこうなったのか、諸説は色々ありますが、有力な説は、明治の初め文明開化の時の、農耕用家畜の食用転用のようです。

農耕用の家畜を食用して良しとなった時に、関西には農耕用の牛を飼っていた為、牛肉が手に入りやすかったのに対して、関東~東北の農耕は馬が主役で、馬よりも飼育しやすい豚が肉食用に普及したようです。
事実、鎌倉末期の『国牛十図』という国内の牛を説明した著書には、牛は箱根より西の土地のみ、関東以北には一頭もないそうです。

ではなぜ東の農耕は馬、西の農耕は牛なのか。
それは、北の地方では冬が長く農耕適期が短いため、作業のスピードが早いことが要求された事に加え、馬の厩肥が発酵によって地熱を高める効果があり寒冷地向きで、牛の排泄物は「冷肥」で、寒冷地に向いていないためです。
一方西日本は概ね温暖な地区が多く、冷肥や期間の問題が少ない。となると牛の方がパワーがあって農耕の生産性が高い為、家畜として牛が主流になっていったようです。

そうなると、関東は馬食文化も広がるはずなのではないかとなるのですが、豚に比べて肉量が少なく、食用飼育には生産性が悪かったのと、明治以降広まった西洋肉食文化で、肉量が多く生産性の高い豚が、関東に普及したのだそうです。

牛豚論争に終焉はあるか。

明治の流れから平成に至るこの時まで、肉は牛!豚!が続いていますが「関西」と「関東」、何事にもお互い譲らない点があるので、どっちかにまとめましょう。という事は今後もなさそうですね。
とりあえず、関西の方は関東に来た際、牛肉頼む時は牛肉と言いましょう!カツカレーのカツも関東はトンカツです!

最後にはなりますが、牛と豚ばっかになりましたが、牛豚に負けず劣らず、鶏肉も美味しいですよね!

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takashi

ストレスは食で発散するのが一番。地方の名産食べ歩く事・地方の名産品を土産で購入するのが大好きです。