長年チームの主力として活躍をして引退し、チームOBとして活躍・コーチとして入閣。または、現在も主力として活躍してチームの顔となっている選手。
生え抜き選手ですね〜と思われて、実は生え抜きではない選手も、実はいるのです。
そんなアスリートを紹介。

ガンバ大阪 遠藤保仁

W杯にも3度出場し、日本代表の国際Aマッチ出場最多記録保持し、2009年にはアジア年間最優秀選手に選ばれ、現在もガンバ大阪の主力として活躍している遠藤選手。ガンバの顔となっている遠藤選手ですが、実はガンバ大阪が3チーム目の選手なのです。

入団したのは、横浜フリューゲルス。知らない人は知らないチームでしょう。このフリューゲルスに、高校卒業後に入団しているのです。
その横浜フリューゲルスが入団した同年に、チームが消滅してしまい、2年目から京都パープルサンガに移籍されます。
京都パープルサンガでは、レギュラーに定着するものの、サンガ2年目のシーズンにJ2降格となり、現在のガンバ大阪に移籍となります。その後の活躍は説明不要ですね。

高校卒業後の4年後にガンバ大阪への移籍をしているので、ガンバ大阪の生え抜きプレイヤーと思われている人も多そうですね。

阪神タイガース 矢野燿大

現在阪神タイガースの作戦兼バッテリーコーチをしている矢野コーチ。
2003・2005年阪神のリーグ制覇時のキャッチャーです。2003年のMVP投票では、受賞した井川選手とわずか4点差の2位と、大活躍をし、2010年引退した選手です。

阪神で大活躍をしファンにも人気だった矢野選手は、阪神ではなく、1990年のドラフト2位で中日ドラゴンズに入団して、キャリアをスタートさせています。
中日でのキャリアは、平均50〜60試合の出場ぐらいで毎シーズンを過ごし、1997年のオフに、大豊泰昭選手と共に、阪神タイガースへトレードされます。

当初は大豊選手メインのトレードで、矢野選はオマケ的な扱いでしたが、大豊選手以上に活躍して、現在に至っています。
トレードを機に野球人生が激変した選手ですね。

【番外編】巨人 江川卓

江川は巨人だろ。
あの社会的問題にもなった、空白の1日で巨人に入団したじゃないか。
そう。
そうなんです。江川選手が巨人以外のユニホームを着て、シーズンを戦ったことはないので、巨人生え抜きと言えるんですが、空白の1日の終着点は、阪神入団後にトレードで巨人入団しているので、一旦は阪神に入団はしているのです。
なので、ものすごく厳密に言えば、阪神→巨人のプロ野球人生なんです。

もちろんこんな考えを持っている人もいないので、番外編として紹介してみました。
ただし、阪神OB会会長の川藤幸三さんは、律儀なのか、茶化しているかわかりませんが、江川さんに毎年、阪神OB会開催の通知を、送っているらしいです。
江川さんが阪神OB会に参加はした事ないらしいです。
この話も本当の話かわかりませんが、そんな噂があります。

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