鍋が食べたい
出典: http://www.bbq-r.com/064.html
温野菜でたっぷりの野菜を食べませんか!現代人の野菜不足を解消するに、鍋料理がオススメです。
鍋が食べたい
「鍋食べたい!」と言っても鍋には、キムチ鍋、寄せ鍋、もつ鍋、水炊き、すき焼き、ちゃんこ鍋、豚しゃぶ、豆乳鍋、チゲ鍋、石狩鍋、味噌鍋などなど、数えだしたらキリがないのが「鍋」という料理です。ここ最近は、女性をターゲットにしたコラーゲン鍋を筆頭に、トマト鍋など、食べるものまでお洒落に感化されつつあるものまで出てきています。
時代の流れによって新種は出てくるものの、王道と言われている◯◯鍋は風化することなく、我々の胃袋を満たしてくれています。
今回は、そんな王道の鍋をもう一度見つめ直し、その有り難みを噛み締めながら食事ができるよう調べて見たいと思います。
モツ鍋
もつ鍋から連想されるのは、ズバリ「博多」です。博多でお分かりのように、福岡県福岡市、またはその周辺の郷土料理として全国に普及した鍋料理になります。
起源は第二次世界大戦中に遡り、モツ肉とニラを鍋で醬油味に炊いたものがルーツとなっているようで、かつては、ごま油で唐辛子を炒めてモツ肉を入れてから味付け用調味料とネギ類を入れ食べられていたことから「ホルモン鍋」とも呼ばれていたそうです。
近年では、魚介の出汁に、醬油、味噌で味付けされたスープに、キャベツ、ニラ、ニンニク、唐辛子、その中に下処理が施されたモツ肉を入れ、煮込んで食べるスタイルになっています。また締めとして、これまた九州ならではの太麺の「ちゃんぽん麺」を入れて最後まで美味しくいただくのも通です。
カロリーは100gあたり74kcalとカロリーもそこそこあり、またコレステロールも高い料理なのでダイエットには不向きと言って良いでしょう。
栄養価はビタミンB12、モリブデンが豊富です。
モリブデンとは、代謝に関わる必須ミネラルのひとつで、肝臓、腎臓に存在しています。人間の体内では酵素の構成成分となり、糖質や脂質の代謝を助ける役割を担っています。
何はともあれ、芋焼酎のロックでも飲みながら、モツ鍋をつついて、友人、同僚、家族とワイワイ食べたいですね。
ちゃんこ鍋
ちゃんこ鍋を食べ終えたら、思わず「ごっつぁんです」と口走ってしまいたくなりませんか?
そう、ちゃんこ鍋のルーツはご存知、相撲部屋が発祥となり、明治終盤の第19代横綱・常陸山谷右エ門以降の相撲部屋で鍋料理が広がりをみせ、鍋料理が相撲部屋の食事の主流となったのが起源とされているようです。おそらくそれ以前にも鍋料理は振舞われていたに違いないと思いますが、記録に残っているのが明治終盤以降となっています。
一度に大量の食材を調理できるうえに栄養のバランスが良く、材料を加熱しているために伝染病や寄生虫などの心配も少ないちゃんこ鍋。ただ、ちゃんこ鍋といっても様々で、大きく分類分けすると、醬油、味噌、塩、チリ(辛い)の4つになります。両国駅周辺には多くにちゃんこ屋さんが立ち並んでいますが、その多くは寄せ鍋風になり、ベースは醬油か塩のものが多いですね。引退した力士が、自分が所属していた相撲部屋のちゃんこの味を再現してお店で振舞われているのが一般的ですが、実際のところ相撲部屋では、鶏肉と魚介を一緒にいれるケースは少ないようです。海外料理を日本人向けにしたような料理と同じなのかもしれませんね。ちなみに相撲部屋によってアレンジも様々なようで、例えばトマトベースのちゃんこや、鶏ガラベースの中華風であったり、元関脇の寺尾の相撲部屋・錣山部屋には、元パティシエの力士がおり、彼が作るちゃんこはリンゴを大量に使った酢豚風ちゃんこがあったりと、時代の流れによって進化し続けているようです。
こう考えると、やはりちゃんこ鍋は何でもありですね。両国駅周辺のちゃんこ屋で本格派を召し上がってみては!
まだまだ寒い季節、仲間や家族と色々な具材を入れてちゃんこ鍋も楽しそうです。
まとめ 鍋の栄養と利点
鍋料理は、野菜不足の人にもうってつけです。生野菜だとかさもあり、食べるのに苦労したり、ドレッシングをかけることによって、カロリーが増えてしまいダイエットの邪魔にもなりかねません。もちろん生野菜の良いところは、熱を加えたり、調理をすると壊れてしまうビタミンCなども破壊されずにそのまま摂取でき、さらに食物酵素がたっぷり摂れることになります。その反面、ビタミンA・D・E・Kといった脂溶性ビタミンが吸収されにくいというデメリットがあります。鍋のように温野菜で食べれば加熱調理することでカサが減るのでたくさんの野菜を食べることができます。また、βカロテンなど、油で調理すれば脂溶性ビタミンの吸収率が良くなるそうです。生で食べるより、温野菜のほうが強い抗酸化力があるとも言われており、摂取した栄養素は温野菜の方が人間の体に吸収されやすいのもメリットですね。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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