青森山田が初優勝!!全国4234校の頂点に!!

第95回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、20年連続22回目出場の青森山田(青森)が3年連続20回目出場の前橋育英(群馬)を5-0で下し、初優勝を果たした。

青森県勢の優勝は史上初。1966年度の第45回大会で秋田商(秋田)が藤枝東(静岡)と両校優勝を飾って記録した最北優勝を50年ぶりに更新。前橋育英は2年ぶり2度目の決勝進出だったが、悲願の初優勝には届かなかった。

青森山田が5試合連続無失点の前橋育英を5-0で撃破!!

青森山田はキックオフ直後のファーストプレーでU-19日本代表GK廣末陸の蹴ったボールが近くにいた相手選手に当たって大きくハネ返り、あわや失点というシーンもあったが、徐々に試合の主導権を握る。前半23分、J2千葉入りが内定しているMF高橋壱晟の5試合連続ゴールで先制すると、前半終了間際の46分には相手の一瞬の隙を突いてボールを奪い、最後はMF嵯峨理久が今大会3点目となるゴールを決めて前半を2点リードで折り返す。

ハーフタイム後も青森山田ペースが続き、後半12分と14分にFW鳴海彰人が立て続けに2ゴールを決め、4点リードとすると、終了間際の後半44分には鳴海に代わって投入されたFW佐々木快がゴールを決めて突き放し、2009年度大会以来7年ぶり2度目の決勝でついに初優勝。4234校の頂点に立った。

前橋育英は2年前の決勝で延長戦の末、星稜(石川)に2-4で敗れ準優勝に終わり、当時の1年生だった選手たちが最上級生として臨んだ大会であったが、悲願の初優勝とはならなかった。前橋育英は1回戦から5試合連続無失点で、勝ち上がった決勝でも無失点で優勝すれば17年ぶり史上4校目の無失点優勝となるところだったが、まさかの大量失点を喫してしまった。

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