斎藤隆氏が来季の米大リーグ・パドレスでフロント入り!

プロ野球の前楽天イーグルス・斎藤隆氏が、来季から米大リーグのパドレスでフロント入りすることが26日に明らかになった。来年度から「ベースボールオペレーションアドバイザー兼パシフィックリムアドバイザー」としての契約となり、選手の育成やチーム戦略などの球団経営に携わりながら、アドバイザーとして日本球界との連携も強化していく。

現役を引退した斎藤隆氏は昨年11月から約1年間、渡米してパドレスで無報酬のインターンシップ(職業体験)を敢行していた。昨年12月のウインターミーティングや今年6月のドラフト会議など、数々の現場で学んでいた斎藤氏は、高い意欲に加えて、日米両球界でプロ生活を送ってきた経験が評価され、インターン終了後に正式な球団入りが決まった。パドレスのベースボールアドバイザー職には、今季2月に就任した野茂英雄氏らが在籍している。

1998年のベイスターズ日本一にも貢献!斎藤隆

宮城県生まれの斎藤隆氏は東北福祉大学を卒業後、91年にドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団。96年に奪三振王(206個)を獲得するなど活躍し、98年には当時の横浜ベイスターズの日本一に貢献。2006年にアメリカ大リーグのロサンゼルス・ドジャースに入団しメジャーに挑戦。07年には39セーブをあげオールスターに出場した。その後、ボストン・レッドソックス、アトランタ・ブレーブス、ミルウォーキー・ブルワーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと渡り、速球のリリーフ投手として活躍。12年に故郷である東北の楽天イーグルスと契約して日本球界に復帰し、日本プロ野球における最年長セーブ(44歳4カ月)などを記録した。15年8月17日、同季限りの現役引退を発表。日米通算成績は、112勝96敗139セーブ。

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野球のスタンス

バッターは試行錯誤を繰り返し、自分に最も適したスタンスを見つけることが重要です。

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