第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の4回戦の残りの5試合が12日に行われ、準々決勝に進出するチームが決定。横浜FM、G大阪、鹿島、広島、大宮、湘南、FC東京、川崎の8チームが準々決勝に駒を進めた。

準々決勝は12月24日に全4試合が各地で開催。注目の対戦は大会2連覇中のガンバ大阪と横浜Fマリノスの一戦。また川崎フロンターレとFC東京の多摩川クラシコも実現する。

横浜Fマリノス 1-0 アルビレックス新潟
『試合は0-0の膠着状態のまま、延長戦かと思われたが、後半アディショナルタイムに横浜の天野選手が土壇場で先制し、横浜FMが劇的な勝利。』

ガンバ大阪 1-0 清水エスパルス
『ゴールが無いまま延長戦までもつれ込むと112分に大阪の長沢選手が古巣・清水からゴールを決め、これが決勝点となった。』

鹿島アントラーズ 2-1 ヴィッセル神戸
『鹿島はファブリシオ選手の2ゴールで試合を優位に進める。神戸に1点は返されるが、それ以上の反撃は許さなかった。』

サガン鳥栖 0-3 サンフレッチェ広島
『柴崎選手のゴールで幸先よく先制すると、前半にピーター・ウタカ選手の追加点、後半にはアンデルソン・ロペス選手のゴールで3発快勝。』

大宮アルディージャ 1-0 横浜FC
『互いに精度を欠き、得点を奪えず。延長突入と思われた89分に大宮がPKを獲得。家長選手が確実に決め、大宮が勝利。』

柏レイソル 1-3 湘南ベルマーレ
『湘南が1点ビハインドで迎えた後半に3点をあげて逆転勝利。』

FC東京 2-1 Honda FC
『J3,J2のクラブを破ってきた静岡代表のHonda FCが、勢いのままに先制するも、その後FC東京が逆転。J1の牙城を崩すことは出来なかった。』

川崎フロンターレ 3-3[PK4-1] 浦和レッズ
『4回戦一番の注目カード。乱打戦も延長を含めた120分では決着つかず、PK戦へ。先行の川崎が3人目まで確実に決めたのに対し、浦和は2人目、3人目が失敗。川崎の4人目が決め、準々決勝進出を決めた。』