永井雄一郎選手が、はやぶさイレブンの選手兼監督に!!

サッカーの神奈川県社会人リーグ1部に昇格した「はやぶさイレブン」が、元日本代表FW永井雄一郎選手を2月1日付で選手兼監督就任と発表しました。

はやぶさイレブンは、2021年シーズンに2部で全勝優勝を果たし、新シーズンからは戦いの舞台を1部へと移します。永井雄一郎選手は、1997年に浦和レッズでプロデビューし2007年にはAFCチャンピオンズリーグ優勝にも貢献するなど、同クラブで10シーズンを過ごしました。その後は清水エスパルスや横浜FC、ザスパクサツ群馬などにも所属。はやぶさイレブンには2020年から所属しています。

サッカーで選手兼監督は

選手兼監督といえば、近年ではプロ野球で、ヤクルトの古田敦也や、中日の谷繫元信を思い浮かべますが、サッカーではああるのでしょうか?

日本サッカーでは、日本サッカーリーグ時代に釜本邦茂がヤンマーで選手兼任監督をしていた例があるそうですが、Jリーグでは規約の第109条に「トップチームの監督およびコーチは、選手として登録することはできない」と明記があり、監督・コーチと選手を兼任することが出来ないそうです。選手兼任コーチも存在しません。チーム事情から現役復帰する場合は、事実上兼任する場合であっても、形式上コーチ登録を解除する必要があるそうです。

下部リーグでは、1995年のJFLのブランメル仙台(現-ベガルタ仙台)の選手兼監督だった鈴木武一、2002年から2003年にかけての群馬県リーグ、関東サッカーリーグ時代のザスパ草津の奥野僚右、2004年から2005年にかけての東北社会人サッカーリーグのグルージャ盛岡の選手兼監督だった武藤真一、2009年から2013年にかけての藤枝MYFCの斉藤俊秀、2016年に沖縄SVを創設し代表兼選手兼監督となった高原直泰の例があるようです。

女子サッカーでも、2000年からジェフ市原レディースの監督を務めていた鈴木政江が2002年に選手復帰し兼任第1号として2004年まで指揮を執ったそうです。また、2006年からなでしこリーグに参戦している福岡J・アンクラスの河島美絵監督も当初選手兼任であったが2007年を以って選手引退しています。

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