イメージトレーニングとは?

多くの一流アスリート、プロスポーツ選手が行っているメンタルトレーニング=「イメージトレーニング」とは集中力アップ、感情コントロール、けが予防、モチベーションの維持、脳をだまして成功体験を生み、それによって得た自信や感触によってパフォーマンスが向上すると考えられています。
イメージトレーニングは簡単なものではありません。
誰でも絶対に負けたくない勝負どころ、というのもが存在しますよね。
重要な場面で勝利を勝ち取るために、本番に向けて準備する。
それだけでは勝てません。
勝って表彰台で金メダルを首に掛けてもらい、涙を流しているっといった細部までイメージをすることが重要です。
イメトレを上手にできるアスリートほど能力が高いのです。

イメージトレーニングのポイント

1.五感を意識しながらイメージする。
イメージトレーニングをする際に細部までイメージすることが大切。
感じた空気、光景、音、臭い、感触、自分の汗や口の渇きなど細かな五感を組み合わせてリアルにイメージすることができるのです。


2.一人称(自分自身)と客観的(第三者)なイメージをもつ
イメージトレーニングでは、一人称をイメージすることも大切ですが、さらに詳細にイメージするためにあえて、第三者を見るように、客観的に自分の状態をイメージすることが重要です。

3.大事なところは何度も繰り返す
大事な部分は何度も繰り返して動画を見るように成功イメージだけを反復する。
良いイメージだけを植え付けることで自信やパフォーマンスが向上につながります。


4.1日最低5分を継続する
イメージトレーニングはかなりの集中力を要するものです。
集中的に単発で行うよりも、1日5分程度のトレーニングを日々反復で行うことをおススメします。

金メダリスト萩野公介選手に学ぶイメージトレーニングとは?

リオデジャネイロオリンピック競泳400メートル個人メドレーで金メダルを獲った萩野公介選手はどんなイメトレをしているのでしょうか。

2011年は萩野が不調で4月の日本選手権を発熱で棄権すると、ライバル瀬戸選手好成績。萩野選手の方が記録はいいが、世界選手権など連覇するなど大きな大会での成績は瀬戸選手のほうがいい。
萩野選手のライバル、瀬戸選手存在も忘れてはいけない。
2人は互いに競い合ってきました。
五輪を前にして、萩野選手のインタビューでは「最後は自由形勝負になると思う。大也が隣にいると思いながら頑張っている」と。
イメージトレーニングでもライバル瀬戸選手の存在を重要視しているようです。
悔しい、苦しい過去の記憶から勝利へと繋がるイメージトレーニングをし、そのイメージしていたものがオリンピックという最高の舞台で現実になりました。



いかがでしたか?
イメージトレーニングはスポーツだけではなく多種多様です。
強いメンタルを作るために日常的にイメージトレーニングをすることもいいでしょう。


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