加圧トレーニングとは?

加圧トレーニングとは「適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法」のことです。
専用の加圧器具を使用して、腕の付け根(上腕二頭筋の基部)や脚の付け根(大腿部の基部)に各個人に合った適切な圧を掛けながら、目的に合ったトレーニングや運動を行います。

血流を制限することで、筋肉を素早く低酸素化させる事が出来ます。
筋肉内が低酸素化すると、日常では使われにくい、多くの筋繊維(基礎代謝量に影響しやすい速筋繊維)を刺激する事が出来るので、普段の運動より効率の良いトレーニング効果が得られます

低負担なので体力がない人でもトレーニングがしやすい

通常、筋肥大(筋力アップ)を起こすには、高重量のものを、適切な回数持ち上げる事が必須条件と言われています。

しかし、加圧トレーニングは、通常とは違うトレーニングメカニズムで行われるので、低負荷で低レップ(少ない回数)でも筋肥大(筋力アップ)を可能にします。

そして、運動を楽に行えるという点で、運動に対してのメンタル面のハードルを物凄く下げてくれてます。
さらに短時間でもOKという事で、時間が確保しやすくなり運動の継続性にも繋がります。
結果的に継続性が目標達成率の向上にも繋がります。
「なかなかトレーニングが続かない」とお悩みの方は是非、加圧トレーニングをオススメ致します!

さらに、加圧トレーニングは、高重量、高レップの運動を必要としない為、通常のウエイトトレーニングなどを実施する際に、フォームの安定が難しい方、筋力がない方、何かしらの疾病や制限がある方、運動経験が少なくトレーニングフォームが取れにくい方)でも安易にトレーニングが可能になりました。加圧トレーニングの持っている、『低負荷』『短時間』という特性が、高齢者、機能的な制限を持っている方、トレーニング初心者までをカバーし、幅広い層の方に、適切な筋力アップトレーニングが可能なのです

たった30分で効率良い運動効果

加圧トレーニングは上肢制限のトレーニングが10分、下肢制限のトレーニングが15分。
合計約25分でもトレーニング効果を獲得できます。
その最大の理由は、 血液の制限から起こる筋肉内の低酸素化による『速筋繊維群の強化』です。一つは、加圧ベルトで静脈側を強く制限することで、血中の乳酸濃度が上昇し、その結果として成長ホルモンが最大で290倍分泌します。

他にもアナボリックホルモン、アドレナリンの分泌が盛んになるので、効率良いトレーニング効果が得られます

関連するまとめ

トレーニングのやりすぎも危険!『 オーバートレーニング症候群 』

アスリートも陥ってしまうオーバートレーニング症候群とはなにか

メジャーリーガーも実践!初動負荷トレーニング

重いものを上げるだけがトレーニングではないようです。

サーキットトレーニング

脂肪の燃焼や基礎代謝をアップする効果も。

関連するキーワード