アクアエクササイズは何がにいいの?

水中でのウォーキングやエクササイズは、『浮力』で優しくエクササイズが可能で、マイペースで安全にできるのがいいんです。

水中では、浮力により重力から解放される事により体重が軽くなります。
体重の軽減率は、腹部付近まで水に入ると50%。胸部付近では70%の体重減と言われています。
体重減により、関節への負担を軽減しながら体を動かすことができます。

『負荷(抵抗』は自分でコントロールできる
水中では空気中に比べて抵抗が大きくなり、体が動かしにくくなります。
この動きにくさが、体への負荷となります。
この負荷は、自分の体力に合わせて、“水深”・“スピード”によって、自由自在に変えることができます。

“水深”でコントロール

水の浅いところでは、抵抗が少なく体は動きやすいものの、浮力は少ないので、関節にかかる負担が増加されます。
一方、水の深いところでは、浮力が多く受けられるので、関節への負担は軽減されますが、抵抗は大きく体も動かしにくくなります。

“スピード”でコントロール

水中では、速く(激しく)動くと抵抗がおおきくなり、ゆっくり(軽く)動くと抵抗が小さくなります。
体力に自信がない方などは、まずはゆっくり動かす方が良いでしょう。

エイジング世代にお薦めアクアエクササイズ

アクアエクササイズは体への負担減になりますので、全ての世代にお薦めな運動ではありますが、特にエイジング世代にお薦めされております。
アクアエクササイズは、加齢に伴う体の3大機能低下にアプローチしてくれます。
ここで言われる3大機能とは、抗重力筋・姿勢反射・関節可動域と言われております。馴染みがない言葉だと思いますので、簡単にご説明いたします。

抗重力筋

抗重力筋(姿勢維持筋)とは、重力に逆らって姿勢を保つ役割をする筋肉のことです。
水中での運動はあらゆる角度から体に負荷がかかりますので、抗重力筋の強化になります。

姿勢反射

姿勢反射とはバランスをとるために必要な反射です。
水中歩行などで、全身の筋肉を使う事により、機能低下を予防します。

関節可動域

水中では浮力により体が軽くなると同時に、体をサポートされていますので、陸上では難しいダイナミックな動きも可能になり、これにより関節可動域が広がります。

以上の3点の衰えは、日常生活にも不便さを感じてくる現象ではあります。
これらの衰えを感じる前に、肉体に負担のかからない水中でのアクアエクササイズで、体を動かしてみるのも良いのではないでしょうか。

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中山葵

スポーツ全般大好きです。
球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。

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