ウィンタースポーツのシーズン到来!

今年の秋もそろそろ終わりに近づき、北海道では初冠雪を記録するなど冬の気配が感じられるようになってきました。
これから始まる冬本番、ウィンタースポーツの季節でもありますね。
気温が下がるに連れこの季節を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。

ウィンタースポーツといえば、スキーやスノーボード、スケートなどですが、時間を忘れて楽しく滑っているだけで、実は他のスポーツと比べても多くのカロリーを消費することが出来るのです。
その消費カロリーはランニングと同等かそれ以上、というから驚きですね。

ウィンタースポーツをした翌日、全身が筋肉痛になっていた、痛くて起き上がれなかった、ということを経験したことはないでしょうか?
これは、ウィンタースポーツは滑っているだけでも下半身を中心として全身の筋肉を使っているため、このような筋肉痛を引き起こすのです。
ウィンタースポーツは冬のレジャーでもあり、一方では普段使わない筋肉を使用する、ハードな運動でもあるのです。

ウィンタースポーツがダイエットに効果的?

では実際にウィンタースポーツをすることによって、どのくらいのカロリーが消費されるのでしょうか?
ウィンタースポーツを1時間行った時の消費カロリーは以下となります。

・スノーボード:334kcal
・スキー:445kcal
・スケート:445kcal

ちなみに参考までに他のスポーツを1時間行った場合の消費カロリーは、ウォーキング/190kcal、テニス/378kcal、水泳/441kcal、ランニング/380kcalです。
消費カロリーだけ見れば水泳やランニング、テニス等とほぼ同等の消費カロリーですが、ウィンタースポーツがダイエットに適している理由は、その運動時間にあります。

実際に、水泳、ランニング、テニスを1時間行うとなるとかなりの体力が必要になりますし、1時間やり続けるのはとても大変ですよね。
しかしウィンタースポーツの場合は1時間なんてあっという間に過ぎてしまいますし、それでは物足りないくらいでしょう。
ウィンタースポーツは楽しみながら行うことで長い時間運動し続けることが可能であり、有酸素運動でもあるため脂肪燃焼効果が高いのです。
また下半身の筋肉を中心に使用するため、脚のスリム効果やヒップアップ効果にも優れており、美しいボティメイクにも有効的なのです。

寒さもダイエットに効果的!

ウィンタースポーツがダイエットに優れているもう一つの点は、その寒さにあります。
寒い環境に身体を長時間置くことによって、人の身体は体温を維持しようと身体を温めようとする働きがあります。
寒い時に口や身体がガタガタと震えるのは、身体が筋肉を収縮させ熱を起こそうとしているためです。

この働きによって基礎代謝が上がり、加えてウィンタースポーツで身体を動かすことによって消費するエネルギー量も増え、結果的に多くのカロリーを消費することが出来るのです。
水泳の消費カロリーが高いのはこれと同じ理由で、水に入ることによって体温が奪われ温めようとする働きも加わることによって高い消費カロリーとなっています。

また寒さを感じることで体脂肪燃焼に関わるホルモンが分泌されることが近年の研究でわかってきています。
このホルモンの働きによって体脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」が作られ、結果として普段よりも多くのカロリーを消費することが出来るのです。

とはいえ、冬は身体が脂肪を蓄えやすい時期でもあります。
寒さにより屋外での活動が少なくなって運動量が減ったり、寒さに対応するため体が脂肪を蓄える生理的機能の働きも活発になります。
またクリスマスや年末年始など飲食が増える時期も重なるので、油断すると身体に多くの脂肪を貯めこむことになりかねません。
こういったことも踏まえて、せっかくでしたら寒い時期ならではのウィンタースポーツで楽しみながら身体を動かして、季節を満喫しつつ、効率的にダイエットも行いたいものですね。

関連するまとめ

民間初!オリンピック選手を“科学の力で”育成する子ども専用施設正式開校!

株式会社日本スポーツ科学は、東京初進出となる旗艦校「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」を2019年1月5…

いつかはオリンピック競技になるかな?アメリカンフットボール

アメリカンフットボールはむちゃくちゃ面白いんですよ。

誰でも簡単にできる自重トレの基本『 プランク 』

様々な自重トレがありますが、誰でも簡単に出来て基本中の基本でもある『プランク』を簡単に紹介します。