脂肪燃焼しやすい心拍数でウォーキング

体脂肪を落とすダイエット目的であれば、ランニングよりウォーキングがオススメ。
運動時に上がる心拍数に注目してみましょう。
心拍数の計測をすることで有酸素運動の効果を発揮できます。

効率よく脂肪燃焼をするには、やみくもに歩かず、また、足腰を痛めるリスクを回避するためにも、大幅に体力を消耗しない強度を保ちながら長時間続けることを意識しましょう。

強度の高い運動が消費エネルギーに占める脂肪燃焼の割合を下げることに対し、強度の低い運動で心拍数を低く抑え、長時間続けることが効率的なダイエットに繋がります。
最大心拍数の求め方は、(220-年齢)で求めることができますが、あまり数値的なことにとらわれ過ぎず、お話しができるぐらいの強度を目安にするとよいでしょう。
ダイエット目的では、低めの強度の運動をすることで心拍数を低く抑えつつ、なるべく長時間続けることがポイントです。

恩恵いろいろ!効果的にするためには?

ウォーキングに慣れてきて、少々物足りなさを感じるようになってきたらランニングを導入するとよいでしょう。
ウォーキングにはなかった、これまでとは違う刺激を体に与えてあげることで、体へ伝えるメッセージもまた違ってきます。

走ることの恩恵を見ていくと、代謝アップや、老廃物を排出しやすくなる、その結果美肌になる、余計な情報を一時的に遮断でき、脳がスッキリする、よく眠れる、冷え症改善など、いろいろな意味で美と健康をもたらす恩恵だらけです。

そんな、いいことだらけのランニングですからぜひ続けたいもの。
継続のためにはまず、走ることを大変な仕事と思わないことです。
走ることをもっと気楽に考え、「キレイになるためにする」ぐらいの気持ちで、20分以上でなくとも毎日細切れにして5分だってかまわないのです。
実際、走った翌日に体重計での変化がなくとも、必ずその分の内側の変化は起こっている、それがランニングのよさです。

ウォーキングとランニングのコラボ

ウォーキングに親しみ、ランニングにも慣れてきたら両者をコラボさせて変化を与えながら楽しんで続けていくことがもうできているはずです。
どちらにしても、ダイエット目的でする場合は、それ自体をすることが目的なのではなく、「健やかに美しくなるためにウォーキングをする、ランニングをする」という目的を忘れないでください。

歩くも走るも、美と健康のための手段です。
ダイエットのためにしていることが、歩いたり走ったりしているうちに手段と目的が入れ替わり、目的がズレてしまったダイエットは失敗になりがちです。
だからこそ、ウォーキングやランニングをきっかけに、健やかできれいになるという本来の目的を、あなたのペースでゆっくりと心身に覚えこませていってください。

時間や体重など、数値的なことに煩わされず、あなたの美しさと健康を時間をかけて作っていくことが本当のダイエットです。
歩きと走りを組み合わせることで、両者はあなたのダイエットへの強力な助っ人となってくれるはずです。

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