みなさんは野球のスタンスをご存知でしょうか。野球でのスタンスの一つはバッターでのスタンスですね。バッターによっては立つ足の場所もそれぞれあります。
今回はそんな野球でのバッターのスタンスについて少しですが紹介したいと思います。

スタンス

1. スクエア・スタンス (Square Stance)

特徴:

•足を肩幅程度に開き、両足を平行にする。
•体の中心が安定し、重心が均等に分布される。

利点:

•バランスが良く、左右両方向に打ちやすい。
•オールラウンドな打撃が可能で、状況に応じた対応がしやすい。

欠点:

•特定の打球方向に特化していないため、強みが分散される可能性がある。

2. オープン・スタンス (Open Stance)

特徴:

•打席側の足(右打者なら右足)を少し後ろに引く。
•上半身が投手に対して開いた状態になる。

利点:

•投手の投球を見る時間が長くなり、球種の識別やタイミングを取りやすい。
•外角の球を打ちやすく、流し打ちが得意になる。

欠点:

•インコースの球に対する対応が遅れやすい。
•スイングが大きくなりやすく、コンパクトな打撃が難しい場合がある。

3. クローズド・スタンス (Closed Stance)

特徴:

•打席側の足を前に出し、反対側の足よりも投手側に向ける。
•上半身が投手に対して閉じた状態になる。

利点:

•インコースの球を打ちやすく、引っ張る打球が得意になる。
•相手投手の投球に対して積極的な打撃ができる。

欠点:

•アウトコースの球に対する対応が遅れやすくなる。
•視野が狭くなるため、球の識別が難しいことがある。

4. ナロウ・スタンス (Narrow Stance)

特徴:

•足の間隔を狭くして構える。
•重心が高くなり、上半身の動きが大きくなる。

利点:

•迅速な動きが可能で、バットのコントロールがしやすい。
•俊敏な反応ができるため、変化球に強くなる場合がある。

欠点:

•バランスを保つのが難しく、体勢が崩れやすい。
•強打が難しく、打球の飛距離が出にくいことがある。

5. ワイド・スタンス (Wide Stance)

特徴:

•足の間隔を広くして構える。
•重心が低くなり、安定感が増す。

利点:

•軸がぶれにくく、強いスイングが可能。
•体の安定性が高まり、パワーヒッティングに向いている。

欠点:

•移動の自由度が低く、柔軟な対応が難しい。
•俊敏な反応が必要な変化球に対して対応が遅れることがある。

スタンスの選び方

バッターは以下の点を考慮してスタンスを選ぶと良いでしょう:

•自分の体格や筋力。
•自分の打撃スタイル(パワーヒッター、コンタクトヒッター、スプレーヒッターなど)。
•対戦する投手の特徴や癖。
•試合状況や打席での戦略。

最終的には、バッターは試行錯誤を繰り返し、自分に最も適したスタンスを見つけることが重要です。コーチや経験豊富な選手のアドバイスを参考にしながら、自分のスタイルを確立していくことが成功の鍵となります。

関連するまとめ

プロ野球最多連勝と最多連敗は

NPB歴代最長は1954年の南海(現ソフトバンク)と1960年の大毎(現ロッテ)が記録した18連勝です。

ロッテの清田選手を応援しよう

守備、攻撃ともに千葉ロッテマリーンズの清田選手です。

広島カープ3連覇への道 Vol.54 〜6/8 楽天ゴールデンイーグルス戦〜

まさにエースの風格!!今シーズンの大瀬良選手はひと味もふた味も違いますね!この試合も7回を無失点に抑える好投…

関連するキーワード