野球のスリーフィートオーバーとは
スリーフィートオーバーとは、走者が走路を大きくそれてタッグを避けることを防ぐルールです。
みなさんは野球のルールでスリーフィートオーバーをご存知でしょうか。
スリーフィート?と思う方もいるのではないでしょうか。
野球の試合でもそんなに見る事も多くないプレーですね。
今回はそんなスリーフィートオーバーについて少しですが紹介したいと思います。
スリーフィートオーバー
スリーフィートオーバーとは、走者が走路を大きくそれてタッグを避けることを防ぐルールです。
タッグを避けて走路から3フィート以上離れて走ると、その時点で走者はアウトとなります。
スリーフィートは何センチ?
3フィートは91.44cm(約1m)です。
※1フィート=30.48cm
適用されないケース
◾️野手がタッグする意思を見せないとき
スリーフィートオーバーが適用されるためには、タッグを避けたという事実が必要です。
裏を返せば、守備側は少なくともタッグを試みる必要があるのです。(=ボールを持った手やグラブを走者に向ける必要がある)
ボールを持った野手が走路に入っただけでは、たとえ走者が大きく走路を外れてもアウトにはなりません。
◾️各塁(本塁含む)周辺のプレー
公認野球規則に明記された規定ではありませんが、本塁を含む各塁の周辺はスリーフィートオーバーの対象外です。
各塁は走者の目的地なので、スリーフィート以上離れるメリットが走者にない、という考え方ですね。
実際に本塁のクロスプレーで走者が大きく回り込む走塁は珍しくありません。
スリーフィートラインルール
スリーフィートラインがあるのは、打者が走る上での走路の目安とするためです。
スリーフィートラインと、一塁側ファウルラインで区切られたエリアのことを、「スリーフィートレーン」と呼びます。
スリーフィートラインルール
・スリーフィートラインをはみ出して一塁守備を妨害した場合、守備妨害でアウトになる
・一塁守備に影響しない場合、スリーフットラインをはみ出しても問題はない
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