2021夏の甲子園もベスト４が決まり、明日から準決勝です。
いよいよ大詰めです。
今大会は史上初のベスト４全て近畿勢となって話題になっています。

京都代表・京都国際
奈良代表・智弁学園
滋賀代表・近江高校
和歌山代表・智辯和歌山

となっています。
このなかで、県勢として甲子園で優勝したことがない県１つだけあります。
その県はいったいどこでしょうか？

ベスト４に残った、京都・奈良・和歌山・滋賀のなかで、優勝したことがない県勢は、滋賀県でした。
滋賀県は、近畿二府四県のなかでも、唯一春夏通じて優勝をしたことがない県になります。

最も優勝に近づいた時が、2001年の夏の甲子園。
この大会では、近江高校が出場して、決勝まで進みましたが、決勝で日大三高相手に２対５で敗れ準優勝となっています。

近年ですと、2018年夏の甲子園。
こちらも近江高校が出場してベスト８まで勝ち残りました。「
敗戦となった準々決勝では、この大会準優勝した秋田代表の金足農業相手に激戦。
最後はツーランスクイズでのサヨナラで敗戦となりましたが、この大会を代表する名試合でした。

今大会近江高校は、2回戦で大阪代表の大阪桐蔭に逆転勝ち。
0-4からのビハインドから、ジリジリと追い上げとの勝利は見事でした。

準々決勝では、兵庫代表の神戸国際大付にサヨナラ勝ち。
9回に4点差を追いつかれましたが、その裏にサヨナラ勝ち。
昨年、春のセンバツを決める大事な近畿大会で、1回戦で負けた相手に、甲子園でリベンジとなった勝利でした。

強豪の大阪桐蔭。
秋のリベンジとなった神戸国際大付。
2校を倒してのベスト４です。
この勢いで県勢初となると優勝を手にすることができるでしょうか！