メジャーリーグの始球式
日本では試合前の恒例行事
みなさんはプロ野球の試合前に始球式が行われるのはご存じでしょうか。
始球式には有名人やスポンサー企業の方が投げたりしますね。
日本のプロ野球の始球式はオープニングセレモニー的な感じがあります。
一方、アメリカのメジャーリーグの始球式はどんなものなのでしょうか。今回はそんなメジャーリーグの始球式について少しですが、
紹介したいと思います。
始球式の歴史
日本では試合前の恒例行事として定着しており、MLBでも日本同様に始球式は行われる。日本の始球式は、1908年に早大野球部が米国のプロチームと対戦した際に、早大の大隈重信総長が行ったものが始まりといわれている。一方の米国では、日本より遅れること2年、1910年のワシントン・セネタースの開幕戦で当時の大統領、ウィリアム・ハワード・タフト氏が行ったものが最初とされている。
日本とアメリカの違い
日本の場合、人気のあるタレントやスポンサー企業のお偉方を起用する、いわゆるビジネス的な要素が大きいですが、メジャーでは偉大な功績を残したレジェンドや、チームのOBらが始球式を行うケースが多いです。文化の違いもあるでしょう。メジャーの始球式の位置付けは、ファンサービスというよりも、その人物の功績を称えるという意味合いが強いと思います。そこに何らかのストーリーがあることが必要で、日本のように客寄せパンダ的な人気があるタレントを起用することは好まれません
選手を待たせる
日米の始球式の一番の違いは、始球式の間の選手の処遇ですね。メジャーでは、選手が準備運動などをしている間に始球式が行われますが、日本では選手はグランドに出ています。始球式の間、先発ピッチャーが傍らに立っているのはメジャーでは考えられません。これは日本もメジャーも共通していえることですが、ピッチャーはダッグアウトを出た瞬間からアドレナリンが出て『試合モード』に入りますから、始球式の間、待たされるのは非常にやりづらいはず。始球式に芸能人を起用するのは、ファンサービスの一環としてありだとは思いますが、選手をグランドで待たせるシステムは改善の余地があるのではないでしょうか
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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