野球のポスティングシステムとは
海外への移籍を希望する海外FA権を持たない選手の意志を日本球団が認めた場合可能になります。
みなさんはプロ野球で聞くポスティングシステムをご存知でしょうか?
プロ野球のシーズンが終わると、メジャーリーグに移籍する際に、ポスティングシステムを利用する選手もいますね。
今回はそんなポスティングシステムについて少しですが紹介したいと思います。
ポスティングシステム
海外への移籍を希望する海外FA権を持たない選手の意志を日本球団が認めた場合、球団はNPBのコミッショナーを通じて、メジャーリーグ・コミッショナーに対して、その選手が契約可能選手である旨を通達する。
メジャーリーグ・コミッショナーは、メジャーリーグ各球団に対して上記通達の旨を告知(ポスティング)する。
メジャーリーグ・コミッショナーより通達があった日から40業務日以内に、ポスティグされた選手に興味のあるメジャーリーグ球団は、メジャーリーグ・コミッショナーに対して金銭のみからなる入札を提出しなければならない。
興味を示した球団が複数ある場合は、最も高額の入札額を提示した球団が日本球団との交渉権を得る。
交渉権を獲得したメジャーリーグ球団との交渉を、日本球団は選手の意志に関わらず一方的に拒否することができる。
メジャーリーグ球団が選手と契約に達した場合、選手はメジャーリーグ球団に移籍できるが、入札金額は、この選手の保有権を放棄する日本球団に、その対価として全額支払われる。
メリット
選手はFA権の取得を待たずにメジャーに挑戦することが可能です。選手がFA権を行使した際には、既に自身の全盛期を過ぎているケースもありますが、ポスティングシステム利用での移籍だと全盛期をメジャーで過ごせる可能性は十分にあるでしょう。
また、球団へのメリットとしては、譲渡金が入札した球団から支払われます。その資金を戦力補強に充てたり設備投資に使用したりすることが可能です。
デメリット
現在、制度が改正されてきてデメリットは減りつつあります。球団側としては、やはり中心選手を早期に放出してしまうことは最大のデメリットでしょう。
かつては、移籍球団を選べないというデメリットなどもありましたが、制度改正がなされています。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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