セパタクローとは

セパタクローとは、別名『足のバレーボール』と呼ばれるスポーツです。

バレーボール同様にコートの中央にネットが張ってあり、そこを境に選手が足のみを使い、ボールをお互いのコートに蹴り合い、ボールを落としたら得点となるスポーツです。セパタクローはサッカーとバレーボールを合わせたようなスポーツだと言えます。

セパタクローのルール

セパタクローは3人で1チームとなり、ネットをはさんだ2チームで勝敗を競い合います。1セット21点マッチで2セット先取したチームが勝ちになります。基本的なルールはバレーボールとよく似ており、3回以内のタッチで相手コートにボールを返すのが基本。返せなければ得失点となる形でバレーボールと非常に似ているのですが、バレーボールとの大きな違いは以下の4点です。

①手や腕でボールに触れてはならない
セパタクローは、サーブの際のトス以外は肩から先の腕および手は使用できません。

②1人が続けてボールタッチを行える
セパタクローはチーム全体で3回以内で相手コートに返せば良く、同じ人が3回続けてボールタッチしても問題ありません。

③守備位置のローテンションが無い
したがって、セパタクローはそれぞれのポジションには高い専門性が必要であると言えます。

④サーブの方法が異なる
セパタクローではサーバー(サーブを打つ人)とは別の人(トサー)が投げたボールをサーブします。また、サーブ球はネットに触れて相手コートに入っても構いません。サーブ権は3本ずつで交代です。

上記のルール以外にも代表的なルールとして、太ももを使ったキックに関するルールがあります。太ももは相手のアタックを受けるレシーブの際に使います。セパタクローではボールが太ももに当たるのはことは問題ありませんが、ボールが体に少しでも触れたり太ももの上を転がってしまうと、反則行為の「ダブルタッチ」となります。

日本におけるセパタクロー

日本のセパタクローは、1989年に日本体育協会が主催した国際スポーツフェアに、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールの4ヶ国を招待し、国際大会を開催したのがはじまりです。

実は日本もセパタクローが強い国なのです。2018年のアジア競技大会では男子日本代表が銀メダルを獲得しています。世界ランクも男子が5位、女子が4位に位置づけています。

また2022年にはセパタクローの国内リーグ『ES LEAGUE』も立ち上がりました。加えて2026年にはセパタクローのアジア競技大会が名古屋で開催されることが決定するなど、日本国内でセパタクローは新たな盛り上がりを見せています。

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