バスケットボールのワールドカップ、優勝回数が多いのは
FIBAバスケットボール・ワールドカップ
FIBAバスケットボール・ワールドカップはFIBA(国際バスケットボール連盟)が主催するこのワールドカップで、バスケットボールではオリンピックに並ぶと言われている大会です。
スタートしたのは2014年で、2010年大会までは「FIBA バスケットボール世界選手権(FIBA World Championship)」という名称でした。
1950年からほぼ4年ごとに行われていましたが、2014年にワールドカップへと名称変更されています。
名称が変更された以外、基本的に大会の形式はほぼ変わっていないようです。
優勝最多国は、、、
過去、18回の大会で優勝は6カ国だけで、地域的には、ヨーロッパ勢が10回、アメリカ勢が8回となります。
国としては、アメリカが1位ではありますが、意外にもユーゴスラビアと優勝回数は同じ5回です。準優勝の回数でもアメリカとユーゴスラビアが3回で並びますが、ユーゴスラビア解体で独立したセルビアも含めると、むしろ旧ユーゴスラビアの方が成績は上ということになります。
アメリカの成績が突出していない理由
NBAのあるアメリカがダントツと思われがちですが、NBAの存在が関係してくるんです。
1989年までFIBAが管轄する国際的な大会にはプロ選手の出場が認められていませんでした。そのため一流選手が全員NBAやその下部のプロ選手になるアメリカは、国内の一線級選手が誰も出場できなかったそうで、このため国内トップクラスの選手が出場できる他国に勝てなかったそうです。
その後、国際大会にプロの参加が認められると、バルセロナオリンピックのドリームチームのようにNBA選手も代表チームに参加するようになります。
しかし、NBAでは「ワールドカップはオリンピックより優先度が低い」という見方が一般的のようで、高額な年俸をもらえるNBAの方を優先するため、アメリカ代表は一流選手が出場しないという状況が今も続いているそうです。
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