ダイエットしてても、しっかりご飯は食べる!

ダイエットしてるから、ご飯を控える、もしくは食べないと言う方もいますが、ご飯を食べないとかえって太りやすくなります。理由としては、ストレスによりコルチゾールが発生すること、血糖値が上がりやすくなること、基礎代謝が落ちることがあげられます。

ご飯を食べないで痩せても、一時的スッキリする程度で、その体型を維持することはできません。ご飯を食べないことでストレスがたまるとコルチゾールというホルモンが分泌され、代謝が下がります。さらにコルチゾールは筋肉の分解も促進し、筋肉量が減ることで基礎代謝が落ちて体脂肪が燃えにくくなり、脂肪が溜まりやすくなってしまうんです。

また、長時間ご飯を食べないと、体が飢餓状態だと勘違いし、次の食事で栄養を過度に吸収しようします。結果として血糖値が上がりやすくなり、断食していない時に比べて同じ食事でも太りやすくなってしまうんです。

ご飯は三食しっかり食べる!

ダイエットしていても、ご飯は食べましょう。朝、昼、夜の三食しっかり食べることが大事です。1日の食事を一食や二食で済ませると、食事の間隔があきすぎたことで急激に血糖値が上がりやすくなります。

血糖値が上昇すると、血糖値を下げる働きをするインスリンが分泌されますが、インスリンには糖が脂肪に変える働きもあるため過剰に分泌されると太りやすくなります。三食に分けることでこのインスリンの過剰分泌が防げるだけでなく、お腹が空いている時間も減るため食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

食事はよく噛んで食べる!

食事はよく噛んで食べると脳の中の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎの防止に役立ちます。よく噛んで食べると消化吸収も促進されることもメリットで、よく噛むことで食べ物がすり潰される上に消化酵素を含んだ唾液がしっかりと分泌されて、胃腸の負担を軽減することができます。

食べる時間にも注意しましょう!

ダイエット中は、食事の時間に注意しましょう。特に夜は活動量が減る影響で消費カロリーが少なくなるので、同じカロリー摂取量であっても朝の食事に比べると脂肪として蓄積されやすくなります。特に、20時以降は太りやすくなるので、夜ご飯が遅くなりがちな人は朝、昼にしっかりとご飯を食べて夜ご飯の量を減らすと良いでしょう。

また、食べる時間に注意すると、ダイエット効率も高まります。食事をすると消化のためにエネルギーが消費されますが、時間帯で消費するエネルギー量が異なると言われています。例えば、同じカロリーの食事を朝に食べた場合と夜に食べた場合を比較すると、前者の方が後者の4倍も消費エネルギーが高いとされています。

塩分や脂質はなるべく控える!

ダイエット中には塩分や脂質の摂取はなるべく控えるようにしましょう。塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度を薄めるために、食事などから水を取り込みやすくなり、これがむくみの原因になります。体がむくむと血行やリンパの流れが悪くなって代謝が落ちてしまうので、ダイエット中はむくみには注意するようにしましょう。

また脂質の多い食事は中性脂肪が付きやすくなります。味の濃いものや脂っこいものはなるべく避けましょう。

食べる量を抑える!

ダイエット中は三食食べることが基本ですが、食べる量を抑えることも大切です。食べる量が多いと摂取カロリーが消費カロリーを上回り、太る原因になります。日常生活の中での消費カロリーには個人差があるので、自分の消費カロリーを把握したうえで、それを上回らないようなカロリー制限を行うように心がけましょう。

ダイエット中のご飯の食べ方に気をつけてみましょう!

ダイエットというと、カロリーを抑えることやダイエット食材を食べることが真っ先に思い浮かべると思いますが、上記のように日常の食べ方を工夫するだけでも、ダイエットの効率を上げることができるので、ダイエットをされている方は試してみてください。

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