太極拳とは

太極拳は、古来より中国に伝承された武術。“柔よく剛を制す”武術といわれ、小さな力で大きな力に克つために、相手の力の大きさと方向を察知し、柔軟な動きで相手の力を外します。現在では太極拳は健康法として親しまれていますが、本来は自分の力を最も合理的に使う高度な技法として使われていました。

武術より健康イメージが強いのは何故か

太極拳の源流である「陳式太極拳」には、素早い動作や難度の高い跳躍技など武術としての要素が多く含まれています。

これに対し、健康のための太極拳が、“柔らかくゆったりとした運動”になっているのは、「陳式太極拳」を学んだ武術家がこの技法を練習する際、ゆっくりとした動作で練習できるように改良したことによるそうです。これが、現在の太極拳のイメージにつながっているそうです。

現在の太極拳のほとんどが陳式太極拳の系統の「楊式太極拳」が多く、「陳式太極拳」を改良し、武術としての価値はなくなったとされています。結果的にはゆっくりとした動作を行う全身運動という特性が健康とのつながりを深め、多くの人に親しまれるようになりました。一般市民の生涯スポーツや健康づくりのための運動として、中高齢者を中心に幅広い年齢層で実施されています。

太極拳の健康効果

健康の保持増進には、筋力向上、持久力向上、柔軟性向上、神経・筋協応の向上が大切です。太極拳ではスクワットと同じような基本姿勢が続き、片足でバランスをとることも必要とされるため筋力や神経・筋協応能の向上にとても役に立ちます。さらにねじり動作が入ることにより、柔軟性の向上が期待できます。

実際に太極拳をしてみると、下肢の筋に十分な刺激を感じることができ、かつ気持ちが落ち着いた状態になることができます。これは他のスポーツでは味わえない特徴といえます。

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