村田諒太は、日本のプロボクサーである。1995年8月23日生まれの彼は、静岡県出身である。身長は173cm、リーチは174cmで、右ボクサー。
村田は、アマチュア時代にも多くの実績を残しており、2012年のロンドンオリンピックでは、中量級（75kg）で金メダルを獲得した。この活躍が認められ、同年にプロ入りを果たしました。
プロデビュー戦は2013年1月、対戦相手はメキシコのエルネスト・グリーリョであった。この試合で村田は、3回TKOで勝利を収めた。その後、村田は順調に勝ち星を積み重ね、2015年にはWBCアジアシルバー王座を獲得したが、2016年のWBO世界ミドル級タイトルマッチで、ビリー・ジョー・ソーンダースに敗れ、初黒星を喫した。その後、村田は精力的に試合に臨んでおり、2017年には再びWBCアジアシルバー王座を獲得した。また、2018年には、WBA世界ミドル級スーパー王座を獲得し、世界王者の座につきました。
ゴロフキン戦が2年4か月ぶりのリングだった。ゴロフキン戦は年間最高試合賞（世界戦）を受賞。9回2分11秒TKOで敗れたものの、興行規模が20億円を超える日本ボクシング史上最大のビッグマッチと言われ、世界的レジェンドとの死闘はファンを熱狂させた。
ゴロフキン戦以降、進退について揺れる胸中を明かしていた村田。今年2月の年間表彰式後に取材に応じ、「あの試合は僕の中では最後だと思っている。まだ発表できていないだけ」と事実上の引退を表明していました。

現役引退となった村田選手は「みなさまのサポートのおかげで、このような人生を歩いてこられた」と感謝しつつ、今後の活動について「知識や経験を未来の子どもたちや社会に向けてどのように還元していけるか。それが僕に課せられた使命だと思っている」と宣言した。
　引退後もボクシング界に直接的に関わる可能性もあると言いつつ、「アスリートは、幼い頃に見た夢が20代とか30代でかなってしまう。それゆえに引退後のキャリアに悩んでしまって、人生が輝かなくなってしまう」と私見を展開。
続けて「僕がこの先の人生をしっかりと歩むことで、『競技だけが人生ではない』と伝えたい。これからのアスリートにとって、ロールモデルとなれれば」と目を輝かせていたそうです。