ジョン・ラーム

スペイン出身で大学進学を機に渡米。大学在学中にカレッジゴルフで通算11勝を挙げた。その間、世界アマチュアランク1位に輝いている。2016年にプロ転向後、米国男子ツアー初優勝は翌年の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。活躍の場は米国にとどまらず、欧州ツアーでも3勝を挙げてプロ転向2年目ながら、世界ランクはトップ5で1位も見えた。188センチの恵まれた体格とスピード感あふれるスイングを生かし、平均飛距離300ヤードはあたりまえなんだそうです。
20年7月にスペイン勢ではセベ・バレステロス以来となる世界ランク1位にも立った。
■ツアー通算
10勝(メジャー1勝)、9勝(欧州)

■身長
188cm

■体重
100kg

■生年月日
1994年11月10日(28歳)

■国籍
スペイン

ジェネシス招待

男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス招待(Genesis Invitational 2023)は19日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリヴィエラ・カントリークラブで最終日が行われ、ジョン・ラームが通算17アンダーで優勝し、世界ランキング1位返り咲きを決めた。
ラームは終盤の二つのバーディーでスコア「69」を記録してマックス・ホーマを2打差で振り切り、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ、アメリカン・エキスプレスに続く今季3勝目を手にしました。
リヴィエラ・カントリークラブは、ベン・ホーガンらの王者を生み出してきた名コースで、ジャック・ニクラスタイガー・ウッズも勝ったことがない。そうした会場で米ツアー通算10勝目を挙げたラームは、「本当に光栄だ」と喜び、「言葉では説明できない」と述べたそうです。また、ラームは「僕は良いゴルファーだけど、良い父、良い夫、そして良い友人になれるようにもっと努力しないとね」と語り、かけがえのない愛する家族の存在が、世界ランク1位返り咲きの原動力に、そして人間として成長する力になっているようです。

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