フィリップ・トルシエ

フィリップ・トルシエが日本代表監督に内定したのは、1998年8月。それ以前、フランスW杯期間中の7月に日本サッカー協会はトルシエにコンタクトしているそうです。
岡田武史監督のもと初出場を果たしたフランスW杯で、日本は3戦全敗でグループリーグ敗退を喫した。4年後の2002年には、史上初の共同開催となる日韓W杯が控えている。これまでのサッカーの歴史のなかで、W杯開催国が本大会でグループリーグを突破しなかった例はなかったそうですが、このジンクスは2010年大会の地元・南アフリカの敗退によって途絶えました。
そこで、日本がアドバイスを求めたのはフランス協会だった。1964年東京五輪に向けての強化で、1954年W杯を制覇した西ドイツにコーチ派遣を要請したように、1998年W杯を制することになるフランスに、指導者の推薦を求めました。
1955年3月21日生まれ。フランス出身。28歳で指導者に転身。フランス下部リーグのクラブなどで監督を務めたあと、アフリカ各国の代表チームで手腕を発揮。1998年フランスW杯では南アフリカ代表の監督を務める。その後、日本代表監督に就任。年代別代表チームも指揮して、U-20代表では1999年ワールドユース準優勝へ、U-23代表では2000年シドニー五輪ベスト8へと導く。その後、2002年日韓W杯では日本にW杯初勝利、初の決勝トーナメント進出という快挙をもたらした。

トルシエ氏がベトナム代表監督に就任

サッカー日本代表元監督のフィリップ・トルシエ(Philippe Troussier)氏(67)が27日、ベトナム代表の新指揮官に就任した。契約期間は3年と報じられている。
長年の指導者キャリアで20以上の代表チームやクラブチームを率いた経験を持つトルシエ氏は、北中米共催の2026年W杯(2026 World Cup)でベトナムの本大会初出場を目指すとのこと。
国営メディアによると、契約調印式の場でトルシエ氏は「2026年W杯で出場枠が48か国に拡大することは、ベトナムにとってチャンス。これがわれわれ全員が目指す究極の目標だ」と述べたという。
今後のトルシエ監督の指揮官としての力に注目です。

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